聞いてはいけない の商品レビュー
書かれていることは、どこかで聞いたことがあるものが多く、目新しさはそんなになかった。 が、書かれている内容はすべて同意できる。その通りだなと、全項目でそう感じた。 「寄り添う」 「風通しのよい」 この2つの言葉は、どこにも角が立たない便利な言い回しなので、つい私も使ってしまうと...
書かれていることは、どこかで聞いたことがあるものが多く、目新しさはそんなになかった。 が、書かれている内容はすべて同意できる。その通りだなと、全項目でそう感じた。 「寄り添う」 「風通しのよい」 この2つの言葉は、どこにも角が立たない便利な言い回しなので、つい私も使ってしまうときがある。反省。 思考するのを面倒くさがり、こういう便利な言葉で丸く収めてしまうーーそれが癖になってはいけないなと思う。
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2023年10月読了。 53ページ カタカナ語で「エビデンスは?」とか「リソースは?」とか言っちゃうのは思考停止ワードなので注意してるけど、オジサンゆえに諺、熟語、慣用句は割と多用しがち。でもこれらも思考停止ワードっていう意味では同じだよね。職場で何か言った気になるってのは危な...
2023年10月読了。 53ページ カタカナ語で「エビデンスは?」とか「リソースは?」とか言っちゃうのは思考停止ワードなので注意してるけど、オジサンゆえに諺、熟語、慣用句は割と多用しがち。でもこれらも思考停止ワードっていう意味では同じだよね。職場で何か言った気になるってのは危ないわ。 54ページ 経験が長い人の意見に左右されるのではなく本当にゼロから仮説を考えて、空論を恐れないで挑戦する組織も着実に増えていると思います。 → 「着実に増えていてこの停滞ぶりは何?」とツッコミたいが、大事にしたい発想ではある。 76ページ 「本当に困った老害」として「非公式な権力構造」とあり、思い当たることが実に多かった。「昔からこのようにやってますから」みたいな何気ないワードも「過去からの蓄積」をかさにきた非公式権力の行使だと思う。 113ページ 本当に「風通しのよい組織」にしたいのであれば、経営層や管理職が余計なことをしないのが一番 →まあそうだろうね。風通しのよさを求めてしまうような風通しの悪さというのは確実にあると思う。 121ページ ワークライフバランスについての言及。 何もワークを蔑ろにしてよいとはさすがに思わない。誰を向いて仕事をし、仕向け先にとって質の高いものを提供する、このあたりは一人ひとり考えた方がよいと思う。もちろんだからといってライフを蔑ろにしてよいわけがない。 122ページ 鷲田清一さんの引用。早速読んでみたい。 130ページ 「他人に迷惑をかけない」みたいな発想はまあ持っていた方が一般的な社会生活を営む上ではよいかもしれないが、多分それだけでは圧倒的に何かが足らないだろう。
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言葉は、人を傷つける。発言者は、傷つけるつもりはなくても。この本の言葉は悪気なしで「言って何が悪い?」と思われて使われる。改めて自分の肝に銘じ、まずは使わない、そして、そのニュアンス言葉を使うなら、言葉を選び、文脈を考えて使う。そう学ぶ。
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職場を判断するバロメーターにもなるなと思った とはいえそこで出来る仕事をどれだけ面白く出来るか、成長の糧と出来るかに頭を使えてない自分になってないか気をつけるようにしたい。
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