医師の不動産投資超入門 の商品レビュー

森田潤(著者)

2024/02/16

この本を読んで思った5つのこと
①ワンルーム投資は確かに高額納税者向けかもしれないが、要は言い方
②自分はやっぱりしない
③サブリースを契約時に話してくる時点で信用できない業者
④節税目的ではなく投資として、本当に良い物件を安く買えるのであればアリ
⑤口八丁の世界、不動産

所感
ワンルーム投資から頻繁に連絡が来るので読んでみた。結論、上記。
大体の業者は節税スキームとして説明してくるが、2年目以降の節税効果が少なくなる話や諸経費の話はせず、雑費での脱税を勧めてきたり挙げ句の果てには家賃が心配ならサブリースも…など。
最近の医学生さんは変わってきてるみたいだが、僕らを含めた上の世代の医者は学生の時から医学以外に携わらず、言い方を考えなければ世間知らず、謂わば上等なカモネギが多い。不動産業者もそんなカモネギを狩るために病院に詐欺まがいの電話をかけてくる。酷い時は病院の救急車用PHSに繋がれて、夜間救急をその間止められてしまったこともある。
この本の著者はその中でも良心的な方だとは思うが、やはり本を読んで確信したのは節税目的に買うのであればお金を出して負債を買って、見かけ上の税金を減らしているにすぎないこと、利益が出ればその分税金が増えることは理解しておかないとワンルーム含めた不動産投資はやってはいけないと思った。