翼をもたない私たちは、それでも空を飛びたかった。 の商品レビュー
3つの短編でそれぞれ独立した話です。いずれもPTSDや自傷、ヤングケアラーに不登校と、多少重ための話ではありますが、普段自分の周りにそういう人がいないだけで、あるいは周りの人が話そうとしないだけで、実はこういう人がいるんじゃないかな?と想像するキッカケになる本だと思います。そうや...
3つの短編でそれぞれ独立した話です。いずれもPTSDや自傷、ヤングケアラーに不登校と、多少重ための話ではありますが、普段自分の周りにそういう人がいないだけで、あるいは周りの人が話そうとしないだけで、実はこういう人がいるんじゃないかな?と想像するキッカケになる本だと思います。そうやって想像力の幅を広げてくれるという意味で是非おすすめしたい本です。
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私も、人の心を読みすぎたり、顔色を伺ったりして心が疲れて学校を休むこともあります。それでも、その休んだ時間が周りから置いていかれる時間ではなく、自分のことをいたわったり、考えてあげたりする大切な時間なのだと改めて気が付かされました。 つい最近知った言葉で、多くの人が謳う「個性」、...
私も、人の心を読みすぎたり、顔色を伺ったりして心が疲れて学校を休むこともあります。それでも、その休んだ時間が周りから置いていかれる時間ではなく、自分のことをいたわったり、考えてあげたりする大切な時間なのだと改めて気が付かされました。 つい最近知った言葉で、多くの人が謳う「個性」、「多様性」とは「あくまでも周囲からはみ出さず、ちょうどいい、人の特徴」というものがあります。自分が今思っている個性や多様性は、人を迫害するものでは無いか、苦しめているものでは無いか、そういうことを考え続けることをやめないでいようと思いました。 気付かされる本、とても面白かったです。ありがとうございました。
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