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つきみのまつり の商品レビュー

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5件のお客様レビュー

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2024/03/03

3歳からおすすめ。 ストーリー、絵の美しさ、カメラワーク、季節感、神秘性、構図など、作者が多面的に工夫されていることが、よく伝わってきます。 こども、海、行事、乗り物、花火、お祭り、動物など、絵本らしい要素がたくさん。欲張りな内容です。おすすめしたい!

Posted byブクログ

2023/11/30

夜空の色合いが心をひきつけた。真っ黒ではない、明かりが滲み出て紺色だけど、そうではない色。お祭りの灯りも楽しさを感じた。絵本を読まなくなった小4女子も絵本の中に仕込まれたお遊びが楽しそうだった。

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2023/11/26

色々なお話をMIX したようなお話のようにも感じるのですが、構成が素晴らしく、お月様の美しさや、花火が上がった時の夜の街の様子など、何度も見たい景色がいっぱいで購入しました☺️ 個人的にはリフトで上る時の表現がぴったりだなあと思うところもあり、作者の方の他の本も読んでみたいと思い...

色々なお話をMIX したようなお話のようにも感じるのですが、構成が素晴らしく、お月様の美しさや、花火が上がった時の夜の街の様子など、何度も見たい景色がいっぱいで購入しました☺️ 個人的にはリフトで上る時の表現がぴったりだなあと思うところもあり、作者の方の他の本も読んでみたいと思いました。

Posted byブクログ

2023/11/13

 いつもの図書館の新刊コーナーで初めて出会った絵本は、表紙の絵も気になったので借りてみたら、十五夜のお月見の日の話で、時期を逃した感はありましたが、私にとって、得るものも多かった絵本となりました。  恥ずかしながら、私は『観月祭』を知らなくて、それは、旧暦八月の十五夜に、全国各...

 いつもの図書館の新刊コーナーで初めて出会った絵本は、表紙の絵も気になったので借りてみたら、十五夜のお月見の日の話で、時期を逃した感はありましたが、私にとって、得るものも多かった絵本となりました。  恥ずかしながら、私は『観月祭』を知らなくて、それは、旧暦八月の十五夜に、全国各地の神社で行われる神事で、祭神及び月の神様(ツクヨミノミコト)に、秋の豊作と日々の安寧を祈り、感謝が捧げられ、芸能などが奉納されるとのことで、本書で登場する観月祭は、四国最東端の徳島県阿南市に鎮座する『津峯(つのみね)神社』がモデルとなっていて、その境内は山の上にあり、そこに向かうリフトや、境内から見える、『阿波の松島(橘湾)』の絶景は有名だそうで、その夜ならではの美しさは、本書でも味わう事が出来ます。  そして、観月祭の模様は、本書を通して疑似体験出来るような臨場感があり、夜のひっそりとした物静かさが、より厳かさを醸し出す雰囲気の中、宮司が祝詞を奏上する場面から、お琴や横笛の調べに合わせた巫女舞の間、ずっと聞こえてくる虫の鳴き声も、なんとも風流であり、これは実際に見てみたいと思いました。  また、そうした伝統行事の素晴らしさを伝えるに当たり、子どもにはやや退屈に思われるかもしれない点は、物語の内容が充分に補っており、それは兎も思わず心配そうに見上げる、扉絵の曇り空から、女の子「キッカ」と弟の「ゲント」が、せっかくベランダでお月見をしているのに、月が出ないことに不満顔のオープニングへと繋がり、そんな姿を見たお母さんが、それなら神社のお祭りに行ってみようかと提案することで、たちまち笑顔を取り戻す子どもたちには、思わず心も鷲掴みといった展開です。  更に、その楽しいお祭りの場面から、急に閑散とした参詣リフトの場面に変わる対照性も鮮やかであり、そのリフトのワクワク感を経た後に、これまた雰囲気が一変するような、観月祭へと繋がっていく流れには、読んでいる子どもも、いったい何が起こるのだろうといった期待感も芽生えそうな中、この後のちょっとした幻想的に思われる場面は、また嬉しいものがあるのではと感じました。  本書を描かれた、羽尻利門さんのあとがきにもあるように、観月祭から改めて実感させられるのは、月の素晴らしさであり、そのささやかでありながら幻想的な魅力もあって、人間だけではなく、全ての生き物たちを、分け隔てなく平等に照らし包み込んでくれる、その神々しい中にも感じられる温かさは、目に親しみやすさのあるキャラクターと、細やかさの光る精密な背景の中にも滲み出る、揺らぐような線の描き方に月のような幻想性を感じられた、羽尻さんの絵にも共通したものがあるようでした。  そして、その温かさは、表紙だけ見ると人間だけが月の恩恵を受けているように見えながら、それと繋がった裏表紙も広げて見ることで、実は動物たちも、等しく受けていることからも窺えますし、それらの後ろ姿から決して表情は分からないものの、それでも、どこか神秘的なものに魅せられているような、それは温かさだけではない、その凛とした厳かな佇まいに、敬意を抱かせるような雰囲気も醸し出しているのが、太陽とはまた異なる、月の素晴らしさなのかもしれないと感じられたのでした。  ちなみに、この絵本には、全ての場面(絵の中)に隠された四つのひらがな(繋げると本書にちなんだ言葉になる)を探し出す遊び心もあるのですが、これが意外に難しくて・・・未だに見付からないものもあるのが悔しくて、ついまた探してしまうのだが、私にはもう目が辛くて(笑)、こういうのは子どもたちの方が、すぐに見つけられそうな印象があるので、再読するときに挑戦してみるのもいいのではないでしょうか。それから、参詣リフトの場面の左下のメッセージも見逃さないで下さいね。

Posted byブクログ

2023/09/21

8歳4ヶ月の娘 5歳4ヶ月の息子に読み聞かせ 絵がすてき~ ひきこまれる~やさしい おつきみっていいよねえ 観月祭いってみたいなあ すてきだなあ 文字の探し絵もあるから 2度たのしめる

Posted byブクログ