また読んで欲しくなる読み聞かせ の商品レビュー

北島多江子(著者)

2024/01/26

ページをめくることは、現実に戻してしまうのか、続きのお話を楽しめるのか、重大な役割を担っている。めくるという行為の前に『お話しをつなげる』という役割がある。例えば森の丘から月明かりの下へ。
あるいは花畑への距離までも、ページをめくる動作で表現できる。

ほんの少しのポイントで、こどもたちをお話しの世界、想像の旅へ没頭させてあげることができる。
毎日の読み聞かせを通して、いろんな世界に連れて行ってあげたいと感じる一冊でした。

著者の読み聞かせへの熱量や、絵本作家の夢の部分が少し長く感じたので星3です。メソッド自体はとても勉強になりました。