ねこねこがっこう の商品レビュー

苅田澄子(著者),つちだのぶこ(絵)

2024/03/27

低学年の児童文学ですね。
作者の苅田澄子さんは、出版社勤務の後、フリーで編集しながら児童文学作家だそうです。
絵のつちだ　のぶこさんは絵本作家、挿絵画家です。

ゆうくんは　としくんと　けんかしてしまいました。
ぷんぷんしながら　あるいていると　ゆうくんのうちのねこ　『にゃお』がいました。
としくんと　あそべなくなって　ひまな　ゆうくんは
にゃおを　おいかけることに　しました。。
ゆうくんが　かよう　みどりまち小学校に　はいっていきました。
すると　どうでしょう　たくさんの　ねこが　あつまって　いるではないですか？
さぁ～、ねこのがっこうの　はじまりです。

ゆかいな心温まるお話です。
絵も素敵ですね。「ゆうくん」と「としくん」は元気な男の子です。ねこたちも可愛らしく描けています。

ねこ好きで、絵本もよく読みますが、楽しい気持ちになりますし、絵はとてもリフレッシュ出来ます。愉快な気持ちになり、ポジティブな思いがわいてきます。

2023/11/15

図書館本。ケンカしてぴょいっと逃げ出し、たどり着いたのはネコの学校。ネコの言葉が理解できちゃう、不思議な学校へ。

2023/10/29

8歳の息子一人読みの後に読み聞かせ。
「うん、おもしろかった！」という息子の感想通り、友だちとけんかをしてしまった小学生のゆうくんが飼い猫のにゃおの後についてねこの学校に飛び入り参加してしまう、というユニークなお話。
一時間目の音楽は『のどを鳴らす練習』、二時間目の体育は『木登りの練習』と猫ならではの習性を盛り込みつつ、三時間目の道徳の『けんかをした友だちと仲直りする方法』でしっかり伏線回収。猫の仲直りの仕方は愛くるしくて平和だなぁ。
木登りの授業で見せるゆうくんとにゃおの愛情のエールに気持ちがぽかぽか。