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外資系の言語学 の商品レビュー

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2023/12/01

外資系英語というテーマに惹かれて買ったが期待外れだった。外資系英語の部分は著者が紀要に投稿した論文で読めるので、わざわざこの本を買う必要はない。 仕事をリタイアしてお金のあった人が趣味(自己満足)で自費出版した本だと思われる。(簡易装丁なので150万もあれば出せるだろう) この...

外資系英語というテーマに惹かれて買ったが期待外れだった。外資系英語の部分は著者が紀要に投稿した論文で読めるので、わざわざこの本を買う必要はない。 仕事をリタイアしてお金のあった人が趣味(自己満足)で自費出版した本だと思われる。(簡易装丁なので150万もあれば出せるだろう) この著者は言語学とくにポライトネスをわかっていない。「ポライトネスは文字通り丁寧さのことで、仲良くなるほどポライトネスは減る」と書いてある。これは絶対にやってはいけない誤解で、こんなことを真顔で発表しようものなら袋叩きにあうこと請け合いである。(『日本語学』に同様の論文が掲載された際、「こんなものを書いた著者も掲載を許可した査読者も無能だ」といった趣旨の論文を書いた研究者がいる) 修士論文を書いたそうなので指導教官がいたはずなのだが、この原稿を見せなかったのか? それとも指導教官もその程度だったのか? 後半はただのエッセイ(個人的な意見)だった。

Posted byブクログ