藤原道長 王者の月 の商品レビュー
藤原道長の栄華を描いた作品。 道長は、藤原兼家の三男でありながらも 威子を中宮 姸子を皇太后 彰子を太皇太后 三后を全て道長一家で占めるという快挙を成し遂げ「一家立三后、未曾有」と評される。 威子立后の宴で詠じた 『望月の歌』 この世をば わが世とぞ思ふ 望月の ...
藤原道長の栄華を描いた作品。 道長は、藤原兼家の三男でありながらも 威子を中宮 姸子を皇太后 彰子を太皇太后 三后を全て道長一家で占めるという快挙を成し遂げ「一家立三后、未曾有」と評される。 威子立后の宴で詠じた 『望月の歌』 この世をば わが世とぞ思ふ 望月の 欠けたることも なしと思へば は、有名。 兼家・道隆・道兼。 実資・公任。 藤原姓が大勢出てくるので、えっと?えっと? となったが、ちょうど、NHKの『光る君へ』の出演者の顔を思い浮かべながら読むと、わかりやすかった。
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道長が書きとめていた「先見の記」(これから成し遂げたいことを記し、そのためにいつまでに何をすることが必要なのかも書きとめておく)が、とても興味深かった。平凡な私でも、ちょっとまねしたくなった。 道長の人物像に迫ることができ、彼を取り巻く人間模様も何となく理解できた。2024の大...
道長が書きとめていた「先見の記」(これから成し遂げたいことを記し、そのためにいつまでに何をすることが必要なのかも書きとめておく)が、とても興味深かった。平凡な私でも、ちょっとまねしたくなった。 道長の人物像に迫ることができ、彼を取り巻く人間模様も何となく理解できた。2024の大河ドラマが楽しみ!
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序章からあとがきまで、僅か285ページでしたが、著者の着想が素晴らしく、簡潔にまとめられており、藤原道長の人となり、周りの登場人物などが、よく理解できました。
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