自然知能 の商品レビュー
どうも説教臭い本だった。表紙のイラストとタイトルで、つい理系的なロジカルなハウツー本を期待してしまっていたが、年長者の方の、今の世界を嘆くエッセイという感じだった。
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時代のせいかもしれないが、今読むとかなり危ない表現や、時代錯誤な内容のように読める箇所があり、途中から若干不快にさえなった。 何かの根拠があるわけでもなく、著者の思い込みをつらつら述べているだけで、あまり身にならなかった。
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評価がイマイチなのは時代錯誤的な意見だから? あまりそうは思わず、まとを得ていると思うけどそんな簡単な事じゃ無い。かな? でも読みやすくええ刺激受けました。
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耳が痛い話が多い。 人工知能の前に、人間が生来もつ自然知能について書かれた本。 生後6ヶ月までに自然知能を高める必要があるという。もう20なのだが。 若いうちに(不幸な)経験を多くすべしとある。 また、忘れることを馬鹿にしてはならない。忘却力は新たな発見・創造の源。知識バカになってはならない。
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『思考の整理学』をはじめとする外山先生の本が好きで、先生の本を何冊か読みました。 私が最近読んだ『日本の英語、英文学』の最後のほうに「自然知能」という言葉が出てきて、それを聞いた時に、外国語を学ぶことに興味がある私は、自動翻訳が発達しても人間が言葉を学び続ける意義について考える...
『思考の整理学』をはじめとする外山先生の本が好きで、先生の本を何冊か読みました。 私が最近読んだ『日本の英語、英文学』の最後のほうに「自然知能」という言葉が出てきて、それを聞いた時に、外国語を学ぶことに興味がある私は、自動翻訳が発達しても人間が言葉を学び続ける意義について考えるヒントになるかもしれない!と思い、楽しみにしていた本でした。 読んでいて耳が痛い(目が痛い?)なと感じる部分もありましたが、やはり自分がこれからも生きていく社会なのだから、ちゃんと向き合っていく必要があるなと感じました。 かと言って重くなりすぎず、リラックスしてお茶を飲みながら先生とお話ししている気分で読み進められる1冊でした!
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人間が持って生まれた能力について、ごく簡単に書かれているエッセイ。年齢を重ねて衰えた力も他の能力が補ってくれ、風邪をよくひいても回復は100%以上になり強くなるそう。悪くない。
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人工知能に対する言葉として著者が使う「自然知能」が題材となっている。そもそも、人工知能を知る前に自然知能を知るべきであるという前提から話がスタートしている。
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自然知能 外山滋比古 ∞----------------------∞ 亡くなっても尚、こんな素晴らしい作品が!娘さんは出版を躊躇されてたらしいですが、出版社から勧められたそうで。読めて嬉しかった。 人の話を聞いてる時はメモを取らない。人はAIと違って忘れるという能力を持ってる。 過去に何度も読んだ内容ではあるけど、大事なことだなと読んで思い出す。忘れるプロの私は、しばらくすると外山さんのよく似た本を読んで再び感動することでしょう。 また後半にある、嗅覚、味覚、手、口のききかた、聞き分けの話が勉強になった。 嗅覚的感は悪いことに対して働く。 生まれた直後、母乳を飲んだ時の味覚が、一生の基盤になる。 手で考える。 ことばの教育は母の胎内にいる時から始まっている。 母国語とは耳のことば。新生児は母のことばで育つ。 2023/10/08 読了(図書館)
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ジジイの戯言。だが何故かフフフと小笑しちゃう面白さがある。高名な学者かつ有名な言論者なので「教育はかくあるべし」を高説する欲求全開なのかと思いきや、、その面での意見は無いと思われる。ただの戯言。が面白い。
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ヒトの能力が語られてるエッセイ、AIが騒がれ、普通になっていくタイミングだから、ヒトの脳力を知ろうとするのは大切。 若い世代に世界を驚かせる才能が生まれているのも、なんだか繋がっている気がする。 歩くのは自然知能のためにも、健康のためにも良い。これを確認できただけでも、読んで...
ヒトの能力が語られてるエッセイ、AIが騒がれ、普通になっていくタイミングだから、ヒトの脳力を知ろうとするのは大切。 若い世代に世界を驚かせる才能が生まれているのも、なんだか繋がっている気がする。 歩くのは自然知能のためにも、健康のためにも良い。これを確認できただけでも、読んでよかった。
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