ゼブラ企業が分かるガイドブック「ゼブラ企業カルチャー入門」(Vol.01) の商品レビュー
短期思考、高い成長率を目標にするユニコーン企業へのアンチテーゼとした生まれたゼブラ企業について、その価値、資金調達方法、キャリアなどさまざまな観点から有識者とした対談した内容をまとめた本。 第一章 Zebra Uniteの創業者マーラさんの講演。 社会のあるべき姿から逆算して、...
短期思考、高い成長率を目標にするユニコーン企業へのアンチテーゼとした生まれたゼブラ企業について、その価値、資金調達方法、キャリアなどさまざまな観点から有識者とした対談した内容をまとめた本。 第一章 Zebra Uniteの創業者マーラさんの講演。 社会のあるべき姿から逆算して、なぜゼブラが必要なのかを多様な角度から紹介しており、非常にワクワクする内容だった。 これまでのシリコンバレー中心で発展してきたスタートアップエコシステムのルールだと、投資家のリターンの必要性から、出口としてはIPOかM&Aしかなかった。 高い成長率、バリエーションがつくということは、言い換えるとそれだけその企業の先からのニーズの成長率が高いということ。 ゼブラ企業の難しさはまさにこの目先のニーズが顕在化してない部分が多く短期的な成長性と社会課題な解決が結びつきにくいというところにありそう。 この本を読む中で、スタートアップ、VC、顧客おこれまでのステークホルダーに加えて、より良き社会というのが変数に加え、ホールネスな社会を作っていくヒントを得たい。
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ゼブラ企業という言葉と出会った方にちょうどよい1冊。というかまともな本は当書しかない。 対談形式なので読みやすく、語り部たちの考えやゼブラ企業の事例がまとめられている。 ゼブラ企業とは、自社にとっての「利益」と、世界的な問題をめぐる「社会貢献」の両立を目指す企業。 対立するよう...
ゼブラ企業という言葉と出会った方にちょうどよい1冊。というかまともな本は当書しかない。 対談形式なので読みやすく、語り部たちの考えやゼブラ企業の事例がまとめられている。 ゼブラ企業とは、自社にとっての「利益」と、世界的な問題をめぐる「社会貢献」の両立を目指す企業。 対立するように見える要素を「矛盾なく共存させる」ことを目指していて、SDGsや格差社会うんぬんかんぬんで注目されるようになった。 社会性と経済性(白と黒)両立や、1社ではなく協業(群れ)で課題解決を目指すことから、「ゼブラ(しまうま)」と比喩されている。 じゃあゼブラ企業はどこ?という話題に触れているが、皆がしっている会社は存在しない。 つまり唯の流行り文句に終わる可能性が高い。
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