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八月の御所グラウンド の商品レビュー

3.9

664件のお客様レビュー

  1. 5つ

    150

  2. 4つ

    292

  3. 3つ

    165

  4. 2つ

    18

  5. 1つ

    1

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2026/04/16

◾️ページ数 P204 ◾️感想 おもしろかった! 駅伝の感動話かと思って、途中で中だるみしそうだな…と嫌な予感がしたけど、そんな単純な話ではなくて、2つの物語がホラー要素も含めながら少しだけつながる読み応えのある話だった。 そう来たか!と嬉しくなった。 2つ目は読み終わった後...

◾️ページ数 P204 ◾️感想 おもしろかった! 駅伝の感動話かと思って、途中で中だるみしそうだな…と嫌な予感がしたけど、そんな単純な話ではなくて、2つの物語がホラー要素も含めながら少しだけつながる読み応えのある話だった。 そう来たか!と嬉しくなった。 2つ目は読み終わった後ちょっと切なくなったけど、どちらの話も主人公が最後は前向きに生きようとしていて嬉しくなったし、読み終えた時にほっこり&面白かったー!と思った。

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2026/04/15

久しぶりの万城目さん 直木賞の作品、図書館で借りれたので! この人も舞台が京都多いから、場所思い出しながら読めるのが良い! 御所のグランドでの野球やけど、人足らんで、ボコボコやけど、続いてる… 何で、こんな野球、朝早よから、やってんねん! タブレットで、調べる… 「えーちゃ...

久しぶりの万城目さん 直木賞の作品、図書館で借りれたので! この人も舞台が京都多いから、場所思い出しながら読めるのが良い! 御所のグランドでの野球やけど、人足らんで、ボコボコやけど、続いてる… 何で、こんな野球、朝早よから、やってんねん! タブレットで、調べる… 「えーちゃん!」  実は、沢村栄治やと! まさに、「フィールド・オブ・ドリーム」やん! 「フィールド・オブ・ドリーム」の日本版や! 沢村栄治さんって、巨人やから、あっちの人かと思ってたけど、京商やん!昔は、京商強かった!甲子園によく出てた。 今は、よく分からん名前になってるけど、懐かしい。 沢村栄治さんも、戦争の為に、思うように野球出来ずに、今も草野球に出てるのか… ちゃんと野球したかったんやろな.°(ಗдಗ。)°. そういう人らが、野球やりに来てもええやん!どんどんおいで! いやいや、「フィールド・オブ・ドリーム」やと思うと、高得点やわ。 あれ!良かったもん! また、観たい!

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2026/04/14

久しぶりの万城目先生の本! ふむふむと読んでいたらいつのまにかファンタジーに突入。8月の御所グラウンドは後半一気に読みました。止まらなくなる感覚久しぶり。でもただのファンタジーで終わらず、その人を想像して、主人公と近しい年齢の彼について思い、想像するところで、私も一緒に想像し、辛...

久しぶりの万城目先生の本! ふむふむと読んでいたらいつのまにかファンタジーに突入。8月の御所グラウンドは後半一気に読みました。止まらなくなる感覚久しぶり。でもただのファンタジーで終わらず、その人を想像して、主人公と近しい年齢の彼について思い、想像するところで、私も一緒に想像し、辛さや無念を共に感じることができました。命の大切さを教えてくれます。

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2026/04/14

トウモロコシ畑の代わりに、舞台は早朝の京都御所。そこに現れる「向こう側」の人々を感じたとき、名作映画『フィールド・オブ・ドリームス』の光景が鮮烈に重なった。 彼らが求めたのは、名声でも復讐でもない。ただ、戦争によって理不尽に断ち切られた「野球の続き」をすること。その純粋すぎる衝動...

トウモロコシ畑の代わりに、舞台は早朝の京都御所。そこに現れる「向こう側」の人々を感じたとき、名作映画『フィールド・オブ・ドリームス』の光景が鮮烈に重なった。 彼らが求めたのは、名声でも復讐でもない。ただ、戦争によって理不尽に断ち切られた「野球の続き」をすること。その純粋すぎる衝動を、ファンタジーが優しく包み込んでいる。 少し前に読んだ『花まんま』が、大阪らしい人間くさい血の通った生と死を描いていたのに対し、本作の向こう側の人たちの現れ方は、どこまでも「はんなり」としている。 おどろおどろしさはなく、日常の風景にスッと溶け込んでいる存在感。京都らしい押し付けがましくない距離感が、透明感のある筆致で描かれていて深く感心した。 「ただ、野球がしたかった」という祈り 「あの日」にグローブやバットを置かざるを得なかった若者たちにとって、御所グラウンドはまさに「約束の場所」だったのだろう。 彼らの無念を、ユーモアと敬意を絶妙に混ぜ合わせながら、そっと光を当てる。霧の向こうへと消えていく背中に向けた「お疲れさまでした」という言葉。それは、世代を超えてごく自然で温かな救いのようだった。 平和な朝に野球ができるという、当たり前でいて奇跡のような日常の尊さをしみじみと感じさせてくれる作品だった。

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2026/04/12

野球のルールに詳しくないので途中までピンと来なかったものの、一緒に野球をしてくれた若者たちの謎のところで一気に面白くなり感動した。 戦争で若くして犠牲になった無念が辛い。京都のこの世とあの世の境界が曖昧な雰囲気がよく描写されている。

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2026/04/06
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みんな生きたかっただろうなあ この一言に尽きる! 一生懸命勉強して大学に入ったり、大好きな野球を続けてプロ野球選手になったり、好きなことをして生きている今の私たちはなんて幸せなんだろう。 自分の意思に関係なく戦争に行かされ、呆気なく亡くなってしまった若者たちのことを改めて考えさせられた。 すごくいい話だった。

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2026/04/04
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

✩は4.5。初めての万城目学。 えーちゃん、遠藤くん、山下くんの正体が明かされる時、じわじわと鳥肌が立った。 あぁ、だからお盆なんだ、と納得したし、80余年前に確かに生きていた野球好きな未来ある若者たちの無念を思うと泣けてくる。それでも、成仏していないというわけでもなく、こういう形で平和に野球を楽しめているのなら、それはそれでいいなと思う自分もいる。 野球のことなどルールすら怪しく、全くもって知らない私だったが、とても面白かった。

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2026/03/30

良かった!なんか凄く良かったぞ。上手く言えないのですが、少し不思議な世界なんだけど、不思議な世界には寄り切らない文学性があって、なんかジーンときた。良かった。

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2026/03/28

タイトルから野球の青春小説を想像していたが思わぬ変化球。 2篇のスポーツ物。十二月〜はホント爽やかな女子駅伝。新選組の奴等の出来事を除けばよくある感じだったけど、荒垣さんもサバサバしてて気持ちいいスポーツ女子で良かった。 八月〜は本命の野球物。嫌々メンバーに入れられ素人の草野球...

タイトルから野球の青春小説を想像していたが思わぬ変化球。 2篇のスポーツ物。十二月〜はホント爽やかな女子駅伝。新選組の奴等の出来事を除けばよくある感じだったけど、荒垣さんもサバサバしてて気持ちいいスポーツ女子で良かった。 八月〜は本命の野球物。嫌々メンバーに入れられ素人の草野球がタラタラと進行していくんだが、これいつまで続くんだと思っていたら、野球研究者のシャオさんが楔を入れてくれた。 京都だからかお盆だからか?未練があるんだろうか、縁があるから導かれたんかな。 えーちゃんが一球だけ本気になったシーンは鳥肌ものだった。野球を理不尽に奪われた彼にとっては素人相手に卑怯とも言えるやり方は許せないんだ。 さあ、最終戦3人はやってくるのか?読者の想像力に委ねた終わり方は好きだ。 それでも毎年現れるようだから、少なくとも来年も来るんじゃないかな。 2作品とも来年、未来に期待を持てる作品に取れた。 夏、八月に読めたらもっと実感が違ったかも。

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2026/03/27

無気力に生きていて、彼女に振られた学生の主人公が、友人に無理やり誘われて真夏の早朝に野球をやる話。人数が揃わないところにふらりと現れた見物人を誘い込み、何とか試合をするうちに、その助っ人が現世の人ではないのでは?という、万城目さんらしい、不思議ワールドに突入。でもなんか爽やかな読...

無気力に生きていて、彼女に振られた学生の主人公が、友人に無理やり誘われて真夏の早朝に野球をやる話。人数が揃わないところにふらりと現れた見物人を誘い込み、何とか試合をするうちに、その助っ人が現世の人ではないのでは?という、万城目さんらしい、不思議ワールドに突入。でもなんか爽やかな読後感。 もう一作の短編も、あれっ?作風変わった?と感じる、青春スポーツモノかと思っていたら、やっぱり万城目ワールドでした。こちらも素晴らしかった。

Posted byブクログ