アライバル Paperback Edition の商品レビュー
これは完全に大人のための絵本 字がないから子供も楽しめるかと思ったけど 字がないからこそ読みとる力が必要だった
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文字のないおとなの絵本。 私には、まだまだこの本を読み解く力がない… どこか遠くの土地へ男性が家族をおいて単身で行く。(細かいコマのひとつひとつの絵が表情豊かで見入ってしまう、とても素晴らしい) 先にセミ、を読み、同じ作者の本ということで読んだ。 またいつか、読んでみようと思う。
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この書は、2006年に発表されアングレーム国際マンガ祭最優秀作品賞を受賞している。 ショーン・タンの名前を世界に知らしめた代表作である。 ショーン・タンの文字のない絵本は何冊か読んでいるが、これは凄い。圧倒されるというか、心が揺さぶられる感覚である。 開いた途端にセピア色した...
この書は、2006年に発表されアングレーム国際マンガ祭最優秀作品賞を受賞している。 ショーン・タンの名前を世界に知らしめた代表作である。 ショーン・タンの文字のない絵本は何冊か読んでいるが、これは凄い。圧倒されるというか、心が揺さぶられる感覚である。 開いた途端にセピア色したモノクロの世界。 捲るたびに映画でも観ているかのような気持ちになる。 悲壮感、絶望感、虚無感さまざまな感情の果てにあるもの、見つけたい希望。 人の表情の凄さに胸が締め付けられたりしながらも未知への世界を魅せてくれる。 感動の波がとまらない。
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