新・アダムとイヴの科学 の商品レビュー

熊本悦明(著者),熊本美加(著者)

2024/09/18

ジェンダー論の基礎として【医学的な側面】からの参考として読了。
身体的な特長から男か女を論ずることがナンセンスかもしれないとの気づきを得る。

良書。著者は頭いいと思う。

2023/10/07

人間は女性をベースに、男性ホルモンの量と分泌のタイミングによって、男性の器官や性質が発達するようにできている。どの男性、女性ホルモンと呼ばれているものも男女ともに分泌しており、量とタイミングが違う。男性ホルモンの中で特にテストステロンが、男性化の主要な役割を果たしているが、女性においても活力、特に高齢になってからの元気の源になる。
娘の医療ライターが著名な泌尿器科の父の遺作を完成させた形になっており、その思いが本の最初の部分に記載されている。