1348年 気候不順と生存危機 の商品レビュー
シリーズの最後は、期せずして何とも現代的なテーマ。 14世紀後半の黒死病のパンデミックと気候不順がもたらした大災厄。モンゴル帝国の解体と合わせた世界の「崩壊」がテーマになっている。 環境収容力が縮小したにもかかわらず、生活水準の肥大化を抑制できずに危機への対応を誤って社会の混乱と...
シリーズの最後は、期せずして何とも現代的なテーマ。 14世紀後半の黒死病のパンデミックと気候不順がもたらした大災厄。モンゴル帝国の解体と合わせた世界の「崩壊」がテーマになっている。 環境収容力が縮小したにもかかわらず、生活水準の肥大化を抑制できずに危機への対応を誤って社会の混乱と崩壊を招いた。これってまるっきり今と一緒だけど。
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山川の世界史はグレーとブルーなのが変わらないのがいいよね。ゴレンジャーというかももクロというか担当カラーが決まってて。 中東のペストの話とかあまり読んでなかったからよかった。なぜヨーロッパより被害が少ないのだろう。というかヨーロッパの被害がデカすぎ。その原因が欲しいな。途中モンゴ...
山川の世界史はグレーとブルーなのが変わらないのがいいよね。ゴレンジャーというかももクロというか担当カラーが決まってて。 中東のペストの話とかあまり読んでなかったからよかった。なぜヨーロッパより被害が少ないのだろう。というかヨーロッパの被害がデカすぎ。その原因が欲しいな。途中モンゴルのイルハン国の内紛とか全然知らなかった。これ貴重かも。これ読める本なかなかない。どこでも同じなのね人間は。それよりもイルハン国の統治の仕方、庶民の暮らし、徴税とかわかるともっと面白いよなぁ。そもそも元は遊牧民が漢民族というか普通の農民をどうやって統治したのかな。イルハン国の収入、農業?遊牧?わからんこといっぱい。誰か教えて。 やっぱり気候変動がもたらす影響ってなかなか証明しにくいよね。全ての国家が同時に波乱に見舞われたわけではないので、気候不順て耐えた政府もあり、耐えられなかった政府もあり、ただ、14世紀から19世紀ら温度が低下してきた時代と言われる。今はその反動だとしたら、抗えないのかもね。でも100年で2度上昇はやっぱり、自然だけのものなのか。それとも人為的なモノなのか。わかんないんだろうなぁ
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