1,800円以上の注文で送料無料

小右記 の商品レビュー

3.7

11件のお客様レビュー

  1. 5つ

    1

  2. 4つ

    5

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2025/12/31

「光る君へ」を見て、藤原実資という人物に興味を持ち読んでみた。当時の貴族の生活ぶりを知ることができる素晴らしい本であった。ただ普段古典に慣れ親しんでいないせいか、現代語訳でも難しい言葉が多く、意味を理解できない箇所が何ヵ所かあった。古典初心者には少し難しいかもしれない。

Posted byブクログ

2025/05/08

光る君へをきっかけに実資に興味を持った。 宮廷行事や出来事が細かく書かれていて、これを60年間も続けるとはよっぽどの筆マメだったのだろうと想像できる。その中から平安時代の貴族の生活も垣間見えて興味深く読めた。 有名な道長の句、この世をばーも出てくる。 淡々と日々の出来事を綴る中...

光る君へをきっかけに実資に興味を持った。 宮廷行事や出来事が細かく書かれていて、これを60年間も続けるとはよっぽどの筆マメだったのだろうと想像できる。その中から平安時代の貴族の生活も垣間見えて興味深く読めた。 有名な道長の句、この世をばーも出てくる。 淡々と日々の出来事を綴る中にぼそっとつぶやく皮肉や愚痴が今も昔も変わらないなぁと感じた。 今から1000年も昔なのに、日記の中に近代の人は自分の考えを先例としていると愚痴っているところがクスッと笑えた。

Posted byブクログ

2025/01/10

大河ドラマ「光る君へ」でロバート秋山が演じた藤原実資の日記。朝廷儀式や政務に精通し、その博学と見識で一目置かれた実資。風格あり、胆力ありの人となりが伝わってくる。時々ハメを外したり、コワイコワイと恐れたり、人間らしさにもあふれていて微笑ましい。実資が見聞した内裏の内外のさまざまな...

大河ドラマ「光る君へ」でロバート秋山が演じた藤原実資の日記。朝廷儀式や政務に精通し、その博学と見識で一目置かれた実資。風格あり、胆力ありの人となりが伝わってくる。時々ハメを外したり、コワイコワイと恐れたり、人間らしさにもあふれていて微笑ましい。実資が見聞した内裏の内外のさまざまな出来事。中でもやはり望月の歌の日記は、ドラマのシーンと重ねて読んで、イメージが大きく膨らんだ。平安貴族は遊んでばかりいるわけではなく、深夜までの激務を続けていたと編者の言葉にあるように、具体的に彼らが何をしていたのか知ることで、苦悩や喜びにも触れられ親近感を持つことができた。一方、事細かに綴られた、さまざまな平安の世の様相も興味深い。人魂や怪異が出現する話、土葬してほしいと言い残した一条天皇が行き違いで火葬されてしまった話、犬の死など穢れに左右される話、7歳以下の葬送は厳重にしてはならないという話、老女に歯を抜かせそれを人に見せに行く話、馬の頭を尾に結びつけた牛が内裏に入った話、カエルに膿を吸わせる話…。分厚い本だが、原文・訓読文はパスして、現代語訳と編者の解説だけを追っていったが、とても楽しい古典体験となった。

Posted byブクログ

2024/09/16

平安時代の虎の巻。 大河ドラマ「光る君へ」でもお馴染みの藤原実資の日記。道長の『御堂関白記』に比べると、儀式など公に伝えるべきことの記録のように感じられる。几帳面な性格というより、自分が儀式関係の権威だという自負を感じるところも。

Posted byブクログ

2024/08/19

オリンピック期間中に借りてきた本。 柔道体操陸上(女子槍投げ)レスリングに夢中になってたら返却日は今日。 外は雷雨。20時。終わった。 (明け方に無人返却口に行きます) というわけで実はあんまり読んでません。 目次で気になるところを拾い読み。 また次回借りなおしますので感想前半...

オリンピック期間中に借りてきた本。 柔道体操陸上(女子槍投げ)レスリングに夢中になってたら返却日は今日。 外は雷雨。20時。終わった。 (明け方に無人返却口に行きます) というわけで実はあんまり読んでません。 目次で気になるところを拾い読み。 また次回借りなおしますので感想前半ということで2つだけ。   1)「この世をば我が世とぞ思う望月の欠けたる事も無しと思へば」 常識人である皆様なら当たり前の知識なんでしょうけども、私はこれぞ傲慢の極みともいうべき道長のこの和歌が「御堂関白記」では和歌を詠んだとしか触れられておらず、藤原実資が珍しくこの宴に出席し、小右記に記し、そして散逸せずに広本として現代まで残っていたからこそ和歌が詠まれた背景も含めて我々が内容を知ることができるというのを今日まで知りませんでした。恥ずい。このエピソードを読むまでの拾い読みでは、なんだか通知表に書かれた教師からの一言アドバイスを寄せ集めたかのような「形式に拘った説教臭」を強く感じていたのですが、このエピソードを知り得ただけでも私にとってはラッキーでした。 2)弔い方 私は葬式や墓に関する拘りになんかちょっとアレだなーという気持ちがありまして(すぐ土の中に埋めて二度と見ないのに豪華な彫刻が施された、しかも木製の、棺桶を使うにしろ、火葬直後に骨だけ拾って壺に納めるにしろ)骨への執着と髪の毛、爪、肌、臓器への諦めの落差とか、葬式の様式や規模、墓石の値段と散骨(てか場所を選んだとて、ね)の落差とか。 身内を亡くされたばかりの方やそういった「常識人」としてのマナーを身につけてる方にいちいち「意味ないですよね」とは言わないものの、心の中では「天皇陛下(安徳)ですら海散骨みたいなもんなのに我々虫ケラのド平民が葬式とか墓ってアレじゃないのかな」とほんの少し思ったりしてました。 この本で初めて知ったのは平安時代の高貴な方々の簡素な弔い方(特に夭折) そう。全ては生きてる間なのよ。葬式に500万かけるなら、親が好きだった花で式場を埋めるなら、生きてる間に親に300万あげた方が効率的じゃない?的な。 全然関係ないんですが改めて葬式や墓にこだわる理由はゼロ(てか趣味)と確信出来ました。

Posted byブクログ

2024/06/20

20240607 〜0619今大河で光る君を放送しているから、流行りにのって。やはり原典が一番。ただ、藤原実資がどうしてもロバート秋山で再生されるわあ。儀式や参議の並び順など事細かに記録。日記を書く事で先例が積み重なっていく。今現在の自分の仕事とも通じるものがあるなあ。サクサク読...

20240607 〜0619今大河で光る君を放送しているから、流行りにのって。やはり原典が一番。ただ、藤原実資がどうしてもロバート秋山で再生されるわあ。儀式や参議の並び順など事細かに記録。日記を書く事で先例が積み重なっていく。今現在の自分の仕事とも通じるものがあるなあ。サクサク読めた。きっと亡くなるまで現役だったのだろう。全部読んでみたい。

Posted byブクログ

2024/04/24

大河ドラマ「光る君へ」で秋山竜次さん演じる藤原実資の記した「小右記」。平安の事務取扱要項(?)日記は家の財産とされ、膨大な日記を残した実資の有能ぶりが分かる。編者の倉本氏の解説が素晴らしい。大河が一層楽しくなりそうです。

Posted byブクログ

2024/02/04

実資の日記を倉本一宏氏の解説付で読める。 もちろん膨大な日記のごく一部ではあるが、年を追って、実資がその出来事をどのように捉えていたかが伺えて本当に興味深い。 小説等にあるエピソードも元はここだったのかと言う気付きがあったり、今の公務員と同じように前例調べたりしてたんだなと、千年...

実資の日記を倉本一宏氏の解説付で読める。 もちろん膨大な日記のごく一部ではあるが、年を追って、実資がその出来事をどのように捉えていたかが伺えて本当に興味深い。 小説等にあるエピソードも元はここだったのかと言う気付きがあったり、今の公務員と同じように前例調べたりしてたんだなと、千年前を身近に感じる。 初めは本の分厚さに驚いたが、解説も軽妙で長さを感じなかった。

Posted byブクログ

2024/01/25

日本の先例主義(前例主義)は平安時代にはもうはじまっていた。 前例主義にはデメリットばかりが浮かぶけれど、デメリットばかりならいくらなんでも1000年間続かないはず。 先例主義にはどんな利点があって、どんな欠点があるだろう? 一条天皇の母の栓子は、兼家の娘で道長を贔屓した。 栓...

日本の先例主義(前例主義)は平安時代にはもうはじまっていた。 前例主義にはデメリットばかりが浮かぶけれど、デメリットばかりならいくらなんでも1000年間続かないはず。 先例主義にはどんな利点があって、どんな欠点があるだろう? 一条天皇の母の栓子は、兼家の娘で道長を贔屓した。 栓子のお陰で道長は最高権力者になれたので、道長も栓子に対しては常に低姿勢だった。 この本で円融天皇が出てきて、一条天皇には父がいたはずだし、栓子には夫がいたはずということに思い当たった。 夫婦仲は悪かったみたい。実質的には離婚したも同然だったのかな?

Posted byブクログ

2023/11/17

朝廷実務の官僚として極めて優秀かつ長寿であった藤原実資(さねすけ)が遺した小右記。儀礼関連の記事や、事件、人間模様(藤原道長と三条天皇の不仲等)が詳らかにかかれた書籍。特に著名な「この世をば我が世と思う…」という望月の歌についてもこの本に明記されているが故に知られているものであり...

朝廷実務の官僚として極めて優秀かつ長寿であった藤原実資(さねすけ)が遺した小右記。儀礼関連の記事や、事件、人間模様(藤原道長と三条天皇の不仲等)が詳らかにかかれた書籍。特に著名な「この世をば我が世と思う…」という望月の歌についてもこの本に明記されているが故に知られているものであり、平安時代の官僚を取り巻く実情が知れる興味深いものだった。

Posted byブクログ