1,800円以上の注文で送料無料

それでも、対話をはじめよう の商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

  1. 5つ

    0

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    0

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/05/28

この本の紹介文がとても素敵です。「相手が話している時に、つい頭の中で反論を組み立てたり、答えを探したりしてしまった経験のあるすべての人へ。」 話し方・聞き方をもう一度確認したい方へ、お勧めです。

Posted byブクログ

2023/07/27

アダム・カヘンの最初の本の新訳版。 前の翻訳は2008年に出たということで、私は出てすぐ読んで、その後再読していないので、15年振りということになる。 旧訳と比較してないので、どこがどう変わったかはわからないが、全体として読みやすくなった印象をもった。 もちろん、その後のア...

アダム・カヘンの最初の本の新訳版。 前の翻訳は2008年に出たということで、私は出てすぐ読んで、その後再読していないので、15年振りということになる。 旧訳と比較してないので、どこがどう変わったかはわからないが、全体として読みやすくなった印象をもった。 もちろん、その後のアダムの本やU理論などなどを読んだり、ワークショップに参加したり、いろいろしたので、「そうそう」みたいな感じで読みやすく感じたのかもしれない。 いくつか自分の理解が十分でなかったところで、改めて理解が進んだ概念もいくつかあった。(「ディベート」に関する部分とか) 本は、理論的というより、さまざまなエピソードを紹介しながら、ストーリー的に語られているので、読みやすい感じはするのだけど、全体としてどういうフレームになるのかはややわかりにくい。 その辺りのところを訳者が解説で、U理論のフレームに当てはめ直して、全体を整理してくれているので、スッキリする。この解説のためだけでも、読む価値がありそう。 著者のファシリテーションは、その後、「愛」「力」「公義」の三位一体論に発展するわけだが、この本は、その入り口、とくに「愛」を中心に語られているということになる。 しかし、改めて、三位一体論を頭にいれて読むと、明確に概念整理はされていないものの、そこにつながっていく話しはあって、面白かった。 カヘンは、静的なフレームワークの中でファシリテーションする人ではなく、なんか軸の極を行ったり来たりしながら、ダイナミックに前進していくような人なんだろうなと思った。

Posted byブクログ