アフガニスタンの素顔 の商品レビュー
著者、青木健太さんは、本書によると、次のような方です。 ---引用開始 1979年東京生まれ。公益財団法人中東調査会研究主幹。上智大学卒業。英ブラッドフォード大学大学院平和学修士課程修了(平和学修士)。専門は現代アフガニスタン・イラン政治。2005年から国連開発計画・アフガニ...
著者、青木健太さんは、本書によると、次のような方です。 ---引用開始 1979年東京生まれ。公益財団法人中東調査会研究主幹。上智大学卒業。英ブラッドフォード大学大学院平和学修士課程修了(平和学修士)。専門は現代アフガニスタン・イラン政治。2005年から国連開発計画・アフガニスタン政府省庁合同事業アドバイザー、在アフガニスタン日本国大使館書記官などとして同国で約7年間勤務。帰国後、外務省国際情報統括官組織専門分析員、お茶の水女子大学講師を経て現職。 ---引用終了 で、本書の内容は、BOOKデータベースによると、次のとおり。 ---引用開始 カブール陥落から2年ータリバン統治の実態は?女性の権利は?日本が果たすべき役割は?激変するアフガニスタン社会を、第一人者が広く深くリポート。 ---引用終了 以下は、今年(2024年)の8月15日のNHKの記事を読んでのメモ書きです。 タリバン復権から3年になるが、 “女性の権利の制限”状況は改善がされていない、とのこと。 たとえば、女性は小学校までしか通えない。国連やNGOなどで働く女性の職員の出勤も停止されている。 それから、経済状況は、アメリカによるアフガニスタン中央銀行の国外資産の凍結が続いており、低迷。 国民の半数以上が人道支援を必要とする状況、とのこと。
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この内容を日本語で、しかも新書で読める幸せをかみしめたい、そんな作品。 日本のアフガニスタン現代政治研究の第一人者である著者が、1年前ぐらいまでのアフガニスタン情勢を書き上げた本書。特定のイデオロギーによらず、かの国やターリバーンを描き上げる筆力はさすがとしかいいようがない。
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