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リズム感改善メソッド レッスン音源つき の商品レビュー

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2024/01/21

Dr.キャピトルさんの『ヒット曲のリズムの秘密』以来、少しリズムに耳が向かうようになった。 でも、まだまだリズム音痴。 実践的にはどうするのかと思い、本書を読んでみた。 筆者はドラマーで、ドラムの講師を務めている方とのこと。 本書は、歌や楽器を練習する人だけでなく、ダンスをする...

Dr.キャピトルさんの『ヒット曲のリズムの秘密』以来、少しリズムに耳が向かうようになった。 でも、まだまだリズム音痴。 実践的にはどうするのかと思い、本書を読んでみた。 筆者はドラマーで、ドラムの講師を務めている方とのこと。 本書は、歌や楽器を練習する人だけでなく、ダンスをする人にも向けられているとのこと。 筆者の山北さんは、リズム感は後天的なもので、身につけられる、と力強く説く。 なかなか頼もしい。 本はチェックテストから、一つ一つ、ステップが進んでいく。 非常に丁寧。 特に心に残ったのは、体でリズムをとること、そして(重)低音を聞く大切さ。 体に緊張があると、うまくリズムがとれない。 リズムがとれていても、体がうまく動かず、ずれてしまったりする。 自分は今、まさにこの状態。 面白い指摘があった。 日本人がリズムに苦手意識を持つ理由である。 Jpopなどは、メロディは「頭重心」(1拍目にアクセントがあるパターン)なのに、ドラムはバックビートで叩いていたりする。 このため、リズム迷子になってしまうという。 民謡の歌い手も、戦前のものと比べると、現代ではリズムが弱くなっているという指摘である。 そうだとすれば…自分のリズム音痴も、実は背景のあるものなのか?とも思えてくる。

Posted byブクログ