ごめんね でてこい の商品レビュー

ささきみお(著者)

2024/09/23

2024年低学年の課題図書だったので読みました。
話はとてもシンプル。
いつも正しいことを言ってくれるおばあちゃんだけど、いろんなことが積もり積もって嫌になってしまって、それを謝りに行く話。

はなちゃんの気持ちに共感しつつ、でもおばあちゃんの言うことが正しいこともわかる。

何度も言われたこともだけど、お友達におばあちゃんから直接言われたのが嫌だったんだよねー、と思った。私のお友達になんでそんなこと言うの！？ってなるよね。
すぐ反抗せずに我慢して、溢れたのがお友達関係だったのがはなちゃんの優しいところの顕れなんだろうなと思ったり。

おばあちゃん、わかる？のシーンは一緒にドキドキ。
病気でぼーっとしてるとはいえ、本人に直接「だいじなまご」だなんて言ってくれるおばあちゃん中々いないような。

タイトルのごめんね、でてこい。のところはもう少しドキドキしてがんばれー！となりたかったが、それは私が大人だからで低学年の子達からしたらこれくらいが良いのかも。

非常にシンプルで共感しやすく、読書感想文の書きやすい資料だと思いました。

2024/09/16

読書感想文　低学年の部　課題図書
はなちゃんの気持ちがすごくわかり、感情移入してしまうほど。
そして、おとなになった今、おばあちゃんの気持ちもよくわかります。
これを読んだ子どもたちは、いろんなことを考えさせられるんだろうな。
課題図書、納得です。

2024/09/07

読書感想文課題図書だからこそ残念に思う
上手く言えないがひねりが欲しい
子ども向けだからかな、時系列設定が‥

2024/09/06

おばあちゃん（大人）目線
はなちゃん（子供）目線
なかなか難しいね
おばあちゃんも正しいし、はなちゃんの恥ずかしいって気持ちもわかるなあ

2024/08/17

おばあちゃんの言っていることは分かるけど、気持ちが追いつかないモヤモヤとしたはなちゃんの気持ちに共感しました。私も祖母の言動や行動に今となっては、自分のためだったんだなと気づくことがあります。
そういう経験を繰り返しながら、人は成長していくと思いますし、この本がそのきっかけになると感じました。

2024/07/30

おばあちゃんちに泊まることになってえーっと おばあちゃんのクッキーはいつまでも食べられそう 食べられる ってなってて、自分も食べてみたいなと思った。

2024/07/30　小1

2024/07/26

わたしは、本当は「ごめんね。」と、言えるとは、思いもしなかったので、言えたのでよかったなと、思いました。

わたしも、はやくあやまれるようになりたいです。

2024/07/31

今年の1,2年生読書感想文コンクールの課題図書。夏休み、娘に読んでもらおうと入手。

わかっているのに意地を張ってしまう、ごめんなさいを言い出せない、責任感からの罪悪感…誰もが身に覚えのある主人公はなちゃんの気持ち。意地を張っている裏で、子どもながらに色々思ったり考えたりしている。だけど言語化するのってすごく難しい。あの頃の感情が浮かび上がってくるよう。
はなちゃんの気持ちに共感して涙。おばあちゃん側に立って涙。はぁ、どっちもわかる。

低学年の娘も高学年の息子も、共感できるところがあるようで、繰り返し読んでいる。なんだか納得のいかないモヤモヤを言語化したり、自分の気持ちを伝えることの大切さが子どもたちに伝わるといいなと思う。
何度も読み返したくなる。

2024/07/21

『親孝行したいときには親はなし』ということわざがあります。
身内だからこそ、きつい言葉をぶつけてしまうことってありますね。
言ってしまったことばは取り消せないけど
「ごめんなさい」と反省して　伝えること
「だいすきだよ」と想いを　ことばに出すことは
とても大事なことです。
今まで元気だった　大好きな　おばあちゃんが急に倒れて
入院することや亡くなることは、現実によくある話。
改めて、人への思いやりの心を大切にしたいなと考えさせられました。

入院中のおばあさんが、帰ろうとする　はなちゃんに
放ったひとことに、胸が締め付けられて　ホロッときました。

子ども達にぜひおすすめの本です。
読書感想文としても書きやすいと思います。

2024/07/03

2024年青少年読書感想文全国コンクール課題図書。
大好きなおばあちゃんに「きらい」と言ってしまったはなちゃん。
「ごめんね」って言いたいのに…。
＊
はなちゃんのモヤモヤする気持ちは、たぶん誰もが通った道。
自分の気持ちを心を込めて伝えることの大切さ、悪いなと思ったときに謝れる強さ。
乗り越えて生きていくんだ。
改めて考えることができた。