「スーパーマリオブラザーズ」の音楽革命 の商品レビュー
今までのゲーム音楽と一線を画す、文字通りの「ゲームチェンジャー」にいかになったか、どれだけ音楽的に洗練されているか、をひたすら解説しており、マリオが特段好きというわけでない自分も読んでて楽しい。 専門的な音楽用語や楽譜で詳細に説明している部分は、素人の自分には分からなかった。 ...
今までのゲーム音楽と一線を画す、文字通りの「ゲームチェンジャー」にいかになったか、どれだけ音楽的に洗練されているか、をひたすら解説しており、マリオが特段好きというわけでない自分も読んでて楽しい。 専門的な音楽用語や楽譜で詳細に説明している部分は、素人の自分には分からなかった。 が、当時の任天堂が初めてプラパーの音楽家を雇った、などの歴史的背景の部分や、ゲームの装飾としての背景の音楽ではなく、身体性に結び付くような音楽を意識して作られたことなどが面白い。 3,40年前に作られたゲーム音楽で、誰もが知ってる音楽なのやっぱすごい。
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クラシック音楽の理論家がスーパーマリオブラザーズの音楽のすごさを語る本。マリオの「あの曲」と言えば、みんなが知っているけれど、その魅力を理論的な目線から平易に語る切り口は面白い。冒頭の9の和音、メロディとパーカッションのリズムの微妙なズレ、平行移動、シンプルな構成、などなど。言わ...
クラシック音楽の理論家がスーパーマリオブラザーズの音楽のすごさを語る本。マリオの「あの曲」と言えば、みんなが知っているけれど、その魅力を理論的な目線から平易に語る切り口は面白い。冒頭の9の和音、メロディとパーカッションのリズムの微妙なズレ、平行移動、シンプルな構成、などなど。言われてみれば、近現代の音楽や、ジャズなんかを想像させられる。マリオの音楽が一層豊かに聴こえてくる一冊!
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