気まぐれキッチンカーで昼食を の商品レビュー
無職の咲月は叔父のキッチンカーを手伝うことになる 新卒で入った会社を即辞めて少し卑屈になっていたが、クセ強のシェフ(叔父)や周りの人と触れ合っていく中で自分を認められるようになっていく 叔父は見ていないようでよく見ていて、見ているようで全く見ていなくて、自己肯定感が高くて自己中心...
無職の咲月は叔父のキッチンカーを手伝うことになる 新卒で入った会社を即辞めて少し卑屈になっていたが、クセ強のシェフ(叔父)や周りの人と触れ合っていく中で自分を認められるようになっていく 叔父は見ていないようでよく見ていて、見ているようで全く見ていなくて、自己肯定感が高くて自己中心的なんだけど憎めない
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帯に「クセの強い推理」と書いていたのですが「推理?…あったね!」というぐらいの謎解きです。 それよりキッチンカーでのメニューの工夫の方に関心してしました。ビフカツサンド、ファミリーランチ、美味しそうです。 読みやすいし、最後もハッピーエンド。 楽しく読ませて頂きました。
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就職した会社に馴染めず間もなく退職。 ヒキニート生活を送っていた咲月が叔父の営むキッチンカーを手伝う事になる。 次の仕事迄の繋ぎにと始めたキッチンカー。これが少しずつ塞いでいた咲月の心を解し、いつの間にか気まぐれのお手伝いから喜びや楽しさを味わい自分の居場所として大きな存在になっ...
就職した会社に馴染めず間もなく退職。 ヒキニート生活を送っていた咲月が叔父の営むキッチンカーを手伝う事になる。 次の仕事迄の繋ぎにと始めたキッチンカー。これが少しずつ塞いでいた咲月の心を解し、いつの間にか気まぐれのお手伝いから喜びや楽しさを味わい自分の居場所として大きな存在になっていく。 ありがちなストーリーだけど登場人物達の個性が際立っていて読んでいて楽しい。 キッチンカーで点々と様々な場所を巡り美味しい食事を提供する! レストランと違い、場所提供がない分抱える問題は色々あるけれど、自由気ままな感じが緩くて 心地よい(シェフの人柄かな?笑) そこに子供を交えた個性豊かな人達とのやり取りや関係性がまた良い。 ストーリー展開は予想通りでも「人間味」って人を惹きつけますね。 あっという間に読み終えてしまいました。
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キッチンカーってこんなに難しくてアイディアの集まりなんだというのが一番の感想。容器の中に汁が残ると捨てるのが大変だから残さないような調理法、盛り付け法を考える。夏場は調理する側の体調管理も考えなくちゃいけない。その他色々と、ただキッチンカーから料理をもらう上でこんなにたくさんの事...
キッチンカーってこんなに難しくてアイディアの集まりなんだというのが一番の感想。容器の中に汁が残ると捨てるのが大変だから残さないような調理法、盛り付け法を考える。夏場は調理する側の体調管理も考えなくちゃいけない。その他色々と、ただキッチンカーから料理をもらう上でこんなにたくさんの事を考えているんだなあと思った。それらを踏まえてキッチンカーで売り上げを上げてたり維持しているだけですごいことなんだよね。 料理も独特で料理の描写も美味しそうに書いてあった!こういうのが一番好き! 探偵要素は日常に寄り添いすぎて少しだけ存在感がなかったようにも思える。 全体通してのお話はハッピーエンドだし笑顔になれるお話でした。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
個性強めのキッチンカーのオーナーシェフ、 そのシェフを絶対的な信頼と尊敬を抱く凌平、 離職してから次に中々進めない咲月の三人が 主軸で描かれていて出てくる登場人物との 関係性も面白かった。 咲月がメインの話かと思ったけど シェフのリスタート物語のような気もする。 おいしそうなキッチンカーのメニューと キッチンカーでのお仕事なんかも描かれつつ 咲月が自分の居場所を見つけていく感じが よかった。キッチンカーのメニューの ビフカツサンドやチキン南蛮、欧風カレー 等々、提供する場所によってメニュー 一つとってもすごく色々な工夫が されているんだなぁと勉強になった。 登場する食べ物は魅力的だし、 出てくる登場人物たちもなんだかんだと いい人ばかり。サクッと読めちゃう 飯テロ&ほっこり小説でした。
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