ブルーピリオド(14) の商品レビュー
え…殺されたのくだりは…? 貧乏でも絵は描ける、貧乏でもなんとか生きていける、 でもそれはハードモードで、生きては行けるけどそれだけ。 何かをしようとした途端に貧乏の神様が牙を剥く、つてところ ほんとその通りすぎて驚いた。 個人の才能とか努力って、その人だけで完結してないよね。...
え…殺されたのくだりは…? 貧乏でも絵は描ける、貧乏でもなんとか生きていける、 でもそれはハードモードで、生きては行けるけどそれだけ。 何かをしようとした途端に貧乏の神様が牙を剥く、つてところ ほんとその通りすぎて驚いた。 個人の才能とか努力って、その人だけで完結してないよね。周りの環境に大きく左右されるから、だから前の巻で八雲が「努力は環境」って言ったの、分かるなあ。 そう、生きてはいけるしなんとかなるんだけど、でもただご飯食べるためだけに生きるって苦しいでしょ。 特に絵とか音楽とか芸術の世界ってお金がかかるのに、それこそが生活に夢を与えてくれるんよね。
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実際の芸大生ライフを全く知らんけど、本作を読む限り、物凄い振れ幅で日々が過ぎていく訳ですな。当然かもしらんけど、課題としての製作も直接的に将来に関わってくるから、社会との接点も必然的に増える、ってことかな。
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【あらすじ】 高2で絵を描くことの楽しさに目覚め。猛烈な努力の末に東京藝大に合格した矢口八虎。藝大2年目を迎え、これまでの課題や講評で芽生えた自分の才能や大学への疑問や不安に美術への情熱を曇らせ、道に迷う八虎に、学外のアート集団ノーマークスと主宰の不二桐緒は新しい視点を与えた。「新入生」の時期は終わり、大人へのステップが始まる。新しい出会い、新しい課題、美術との関わり方、八虎の人生も新しい局面へ。夏休みのある日、金も予定も目標もなくむなしく時を過ごす八虎に、高校からのライバル・世田介に「公募展」なるものがあることを教えられ賞金や展示など授業や課題とは一線を画す作品作りの世界を意識する。公募展に挑むか久々にわくわくする八虎を、年上の同級生・八雲と鉢呂が、彼等の故郷。広島へ誘う。広いアトリエで思う存分作品を作っては?という誘いだった。八虎と世田介は鉢呂、八雲、柿ノ木坂桃代とともに、車で広島へ向かう!アートの歴史や可能性を詳細に活写、美大に進学した青年たちの情熱や奮闘を描く、今までになかった美術系青春漫画、早くも最新刊登場!! ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆ 感想は最終巻にまとめて記載予定です。
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57筆目~61筆目 広島に行った話から。 一緒に制作をしている仲間たちがこぞってコンペに出品やデビューするといった話をしているのを聞き、「オレって場違いじゃね?」と思い始めてしまう八虎くん。でも結局、コンペ出品を決めたよう。 志の高い人といるといい刺激になるというか(志が違いすぎるとしんどくなりますけど)、自分の志も引き上げられるのでいいですね。美術に限らず文章を書くのもそうだと思いますが、あえて志の高い人と交流してみるのもいいかも。実際に一緒に制作したり交流し合うのは似たり寄ったりぐらいの人のほうが精神的に追い詰められなくて済みますけどね。 中盤からあとは八雲くんの話。 貧乏な過去から絵を志したこと、真田さんとの出会い、そして死。 この巻のラストの八雲くんの言葉が気になる。次の巻いったいどういう始まり方するんだろう。
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この巻は八虎はほとんどサブで、主軸は八雲の過去。特には影響を大きく与えた人物について。 話は前作から続いて夏休み、全年齢版ってなんだろ? 絵の天才が影響してること、みんなの心にいる友であることはわかったが、それ以上でもそれ以下でもないところがよくわからなかった。八雲の絵の書き...
この巻は八虎はほとんどサブで、主軸は八雲の過去。特には影響を大きく与えた人物について。 話は前作から続いて夏休み、全年齢版ってなんだろ? 絵の天才が影響してること、みんなの心にいる友であることはわかったが、それ以上でもそれ以下でもないところがよくわからなかった。八雲の絵の書き方や表現方法にはあまり関係なさそうに見えるし、死に方は突然かつ理由や犯人もいないのかなと思う。紙面が割かれてた割に現実への影響がほとんどなさそうに見えた。 1番気になったのは絵自体。 真田の絵がすごいのかあまり感じなかったこと、食卓を囲むシーンを筆頭に作画が崩れてないかが気になった。 描く内容無くなってきたのかな、、?
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今回も読み応えあった 八虎が八雲から真田のことを聞いて、今度どんな作品を描くかな 自分から見える 長所も短所も 自分から見える範囲のソレでしかねーんだよな
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八雲くん、鉢呂くん、桃代ちゃんの過去編。貧乏でハードモードの八雲くんの過去が沁みる…。 当たり前だと思っていると恵まれてることを自覚するのも中々難しいし、感謝するのも難しい。お金ってすべてではないけどメチャクチャ大事だよ。
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2023 8/1 読了 広島合宿編 村井八雲、鉢呂健二、柿ノ木坂口桃代の3人と本当は居たはずの真田まち子という女の子の話が語られる巻です。 死因がわかるワンシーンは描かれていたけど、 何故そのようなことになったのか? 八雲の殺された…という言葉の説明もないので次巻でもう少し詳...
2023 8/1 読了 広島合宿編 村井八雲、鉢呂健二、柿ノ木坂口桃代の3人と本当は居たはずの真田まち子という女の子の話が語られる巻です。 死因がわかるワンシーンは描かれていたけど、 何故そのようなことになったのか? 八雲の殺された…という言葉の説明もないので次巻でもう少し詳しく語られるのか否か。 でも、この巻だけでも彼女という絵描きの凄さとか八雲たち3人に与えていた影響が感じられて、 その残された作品や八雲たちから語られる話や彼らに与えている影響、それからもう少し蟹江ギャラリーが絡んでくるのなら、そこら辺からの八虎の成長とかそういう展開が楽しみだな、と感じます。 人に歴史あり。八雲たち3人の過去話から察することのできる今の彼らを愛おしく思えるそんな14巻です。
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八雲あーいう生い立ちだったのか。八虎以外にスポットライト当たる16巻。真田さんの絵独特で力ある、描いてる方気になる。
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☆63話まで(14巻まで) 〜美術部編〜 ・美術部に入部した矢口八虎 ・のめり込み美大を目指すことに 〜予備校編〜 ・夏期講習が始まる ・橋田や世田介と出会う ・真面目すぎる性格が制作を邪魔する ・講師の大場や友だちの助言で乗り越える ・ついに第一次試験 ・自画像の課題を突破...
☆63話まで(14巻まで) 〜美術部編〜 ・美術部に入部した矢口八虎 ・のめり込み美大を目指すことに 〜予備校編〜 ・夏期講習が始まる ・橋田や世田介と出会う ・真面目すぎる性格が制作を邪魔する ・講師の大場や友だちの助言で乗り越える ・ついに第一次試験 ・自画像の課題を突破 ・2次試験当日に蕁麻疹悪化 ・それでも課題のヌードの絵を描き上げる ・矢虎と世田介が現役合格 〜藝大1年編〜 ・自己紹介で周囲に圧倒される ・教授たちの酷評にも心折れる ・藝大祭の神輿をつくる ・1年生最後の自由課題 ・世田介と渋谷オールをする ・自分に向き合い課題に取り組む ・講評は無事終わる ・子どもの絵画教室のバイトを始める 〜藝大2年編〜 ・担当教授が犬飼に変更 ・500枚ドローイングの課題 ・次の課題は罪悪感をテーマにした課題 ・八虎はフルマークスに心酔 ・代表フジキリオの影響で作品が完成 ・講評で褒められる ・夏休み八雲たちと広島へ ・コンペAOJに申し込む ・八雲から真田の話を聞く ・作品が完成したところで蟹江登場 [総評] なんだろ、八虎のこの実直さと成長は見ていて好感しかない 美術おもしろいなー
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