ヨンケイ!! の商品レビュー
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受川星哉 東京都島嶼部の大島にある渚台高校二年生。400メートルリレーの第一走者。 雨夜莉推 高校二年生。400メートルリレーの第二走者。利島から100メートル走で全中陸上に出場。利島には中学校までしかなく、大島の高校に進学。 脊尾照 高校三年生。陸上の名門の秀川高校から大島の祖父の家に来て渚台高校に転入してきた。400メートルリレーの第三走者。 朝月渡 高校三年生。400メートルリレーの第四走者。 酒井春 高校一年生。同学年の男子の間では某モデルに似てるとかでちょっと有名。100メートルハードルの選手。女子。島では有名な食堂をやっている。 受川空斗 星哉の六歳年上の兄。本州の大学で天文学の勉強をしている。数年前に渚台高校陸上部の黄金時代を築いた一人。 佐藤先生 陸上部の顧問。小枝みたいな脚、冴えない眼鏡とぼろいジャージ。陸上経験者らしく、指導はしっかりしている。部員からはサトセンと呼ばれている。笑わない数学教師。 金守 空哉が現役時代にリレーで一走を走っていた。 緒方友樹 莉雄と同郷の元陸上部。小学二年のとき、利島に転校してきた。 檜山 この春の新入部員。長距離の女子。 新山 この春の新入部員。ひょろっとした感じの走り高跳びの男子。 海野舞 スカウトを受けたわけではなく単純に学力試験で秀川高校に入学し、普通に陸上部に入ってきたコ。 大屋 秀川高校の二年で脊尾と同じクラスになったロング・スプリントの同期。やかましくてお調子者。 翔 渡の弟。
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陸上大好きすぎて読みました。 個人種目じゃないリレーのよさや葛藤が詰め込まれていた。 後日のバトンが渡っていくとこ泣いた。
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私も高校で4kをやっていた。そして、この小説の受川と同じ100mのベストタイムで1走だった。そんな偶然の一致に驚きながら読み始める。 大島の部員も少ない弱小高校の話。4kメンバーの悩みと成長をリレー形式で繋いでいく。最後はもらうだけの部長の4走から渡すだけの新部長の1走に初めての...
私も高校で4kをやっていた。そして、この小説の受川と同じ100mのベストタイムで1走だった。そんな偶然の一致に驚きながら読み始める。 大島の部員も少ない弱小高校の話。4kメンバーの悩みと成長をリレー形式で繋いでいく。最後はもらうだけの部長の4走から渡すだけの新部長の1走に初めてのバトンリレーがされた。構成がリレーを意識した形で練られていて面白い。 タイム競技はやっていない人からは1位しか認知されないが、競技者には何位だろうと個々の目標があり、勝ち負けは自分の中にだけある。オリンピックは終わったが、金メダルだけに一喜一憂せず、終わった後の彼らの表情を見て欲しい。
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天沢夏月『ヨンケイ!!』 2023年 ポプラ文庫 伊豆大島の高校生の陸上部を描いた青春スポーツ小説。 女子1名と男子4名の陸上部。その男子4名で4×100メートルリレーに挑んでいく物語。リレーのことを継走ともいうことから、4継=ヨンケイと呼ばれているそうです。 4章と文庫版で...
天沢夏月『ヨンケイ!!』 2023年 ポプラ文庫 伊豆大島の高校生の陸上部を描いた青春スポーツ小説。 女子1名と男子4名の陸上部。その男子4名で4×100メートルリレーに挑んでいく物語。リレーのことを継走ともいうことから、4継=ヨンケイと呼ばれているそうです。 4章と文庫版で書き下ろされたエピローグから成るのですが、4章はそれぞれ4名が主人公となり、まさにリレーでバトンをつなぐように展開されているのがおもしろかったし、またドラマティックでした。 まだ高校生の彼らは現在や未来や、夢や挫折など様々な経験や思いを抱えながら、目の前のリレーにのめりこんでいく。そこでとても大切なものをつかみ取っていく。 まさに胸熱な物語でした。 彼かがまたこれからどのようにバトンをつなげていくのか、とても楽しみです。 臨場感あふれる、素敵なお話でした。 #天沢夏月 #ヨンケイ!! #ポプラ文庫 #読了
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青春小説。1年にも満たない期間の出来事がここまで濃いなんて。 最後は目をうるうるさせながら読んでました。 良き。
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陸上の本は初めて読んだ。 リレーという個人競技で唯一、チームで競う種目の話。 高校生ならではの色んな感情をぶつけ合って、チームとしてまとまっていく様子が4人のそれぞれの視点で書かれており、大変面白かった。 あの時はこういう感情で言ってたのかなと想像したりできるので、最後まで読んだ...
陸上の本は初めて読んだ。 リレーという個人競技で唯一、チームで競う種目の話。 高校生ならではの色んな感情をぶつけ合って、チームとしてまとまっていく様子が4人のそれぞれの視点で書かれており、大変面白かった。 あの時はこういう感情で言ってたのかなと想像したりできるので、最後まで読んだ後にもう一度読んでみたくなりました。
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視点を1人ずつずらしながら少しずつ時系列を進めていく形式。この4人がチームとして信頼・友情関係を形作っていくと共に自分も熱を持って読み進めていった。特に最終盤のレースは読んでいるこちらにも緊張が走って面白かった。
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はじめてリレーを題材にした小説を読んだ 章ごとに視点が違っており、それぞれの葛藤や思いが上手に描かれていた 信頼関係を築くことがよい記録につながっていくおもしろさを感じた 「たとえどんな結果であっても、君たちのこの半年間が否定されることにはならない。もうすでに、このリレーを通して、君たちは多くのことを学んだと思います」 顧問の先生も温かく見守っていてよかった
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面白かったデスッ!! やっぱりスポーツ小説、好きだな☆ ヨンケイ=四継、4×100Mリレー 離島(東京都島嶼部大島町)の高校男子陸上部4人が、関東大会のヨンケイに挑むことになりました 4人とも本来力はあるのですが、性格も体格も持ち味も違い、全く気が合いません バトンを上手く繋ぐ...
面白かったデスッ!! やっぱりスポーツ小説、好きだな☆ ヨンケイ=四継、4×100Mリレー 離島(東京都島嶼部大島町)の高校男子陸上部4人が、関東大会のヨンケイに挑むことになりました 4人とも本来力はあるのですが、性格も体格も持ち味も違い、全く気が合いません バトンを上手く繋ぐには、お互いに興味を持ち知り尽くし、息を合わせないといけません 陸上を続けていく上での苦悩や嫉妬、劣等感等、4人の胸の内がそれぞれの視点で4章に渡って描かれています 第一走者から第二走者へ、第二走者から第三走者へ、第三走者から第四走者へ、心のバトンを上手く渡していく事が出来るのでしょうか。。。 スポーツは、やっても!観ても!読んでも!良いものだと改めて思いました 私の推しメンは、普段は控えめですが、いざとなるとキレッキレのスプリンターです 目が離せませんデシタ(^з^)〜♡
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自然豊かな島で走る、つなぐ、彼らの青春のみずみずしさといったら。一人称視点のまっすぐな文章からはそれぞれの思いが直につたわってきて、こちらがページをめくる指先にも熱がこもる。 読みきった、と同時に走りきった、そんな読後感。
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