宗教2世サバイバルガイド の商品レビュー
宗教2世の著者が、宗教2世当事者をメインの読者として書かれてる本だろうから、2世どころか信仰を持たない私は内容に何か言えるもんでも無い。 ただ、めーちゃめちゃ宗教家らしい語り口だぁ~と思った。丁寧で柔和かつ上から目線って言うか、正しいことを教えてあげますねみたいな印象を受ける。 ...
宗教2世の著者が、宗教2世当事者をメインの読者として書かれてる本だろうから、2世どころか信仰を持たない私は内容に何か言えるもんでも無い。 ただ、めーちゃめちゃ宗教家らしい語り口だぁ~と思った。丁寧で柔和かつ上から目線って言うか、正しいことを教えてあげますねみたいな印象を受ける。 読んだ目的としては"宗教2世の実情ってどんな感じ?"を知りたかったので、4章が辛うじて得るものがあったかな。
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正木さんの立場で反対意見を述べるのはかなり勇気がいったことだろう。宗教に反発しているが、彼の行動は非常に友達思いで根本に宗教の教えが流れているようにも感じた。宗教そのものへの批判と言うよりは、組織のあり方について反対意見を述べているようにも見える行き過ぎた成果主義は会員の反発を招...
正木さんの立場で反対意見を述べるのはかなり勇気がいったことだろう。宗教に反発しているが、彼の行動は非常に友達思いで根本に宗教の教えが流れているようにも感じた。宗教そのものへの批判と言うよりは、組織のあり方について反対意見を述べているようにも見える行き過ぎた成果主義は会員の反発を招くことにもなるだろう。
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現役の学会員、宗教三世として、思うことがあり一読。 著者について、ロイヤルファミリー生まれの生い立ちや、生まれた地域、過度な躾など、グレる要因もあっただろうと推察される内容で、生まれ持っての性格や、名前の由来、学校での他社との違和感など読み手の私とも共通すること多く、著者が言う...
現役の学会員、宗教三世として、思うことがあり一読。 著者について、ロイヤルファミリー生まれの生い立ちや、生まれた地域、過度な躾など、グレる要因もあっただろうと推察される内容で、生まれ持っての性格や、名前の由来、学校での他社との違和感など読み手の私とも共通すること多く、著者が言う、宗教二世を、自分と同じ苦しみを持つ人を救いたいという発露から生まれた本作が、今まで無かった社会での新しい受け皿を創出することであり、当事者の悩んでいる人たちに向けたガイドブック(初級編)としては、被害者に寄り添った本になっているのだと思う。 一方で、同じ信仰、同じ年代、同じ2世、3世の子供として、著者の捉え方に共感出来ない事も(当たり前だが)あり、個人的には、思春期の青年が、自分探しを始めただけのことではないかという印象。(注: 著者の実現結果の否定ではなく、成長過程に当たり前に発現する悩みの一つではないか、という意。事象への受け止め方の多様性は、否定・排斥されるべきではなく、当然に認められるべきという考えを前提に) 本書のメインテーマは救済だと思うが、本書を通し読む人々が更に「宗教」を軽んじ、人々を悩ませる悪なる存在としての「宗教」を社会で助長するものと捉えられる危険性を感じた。(恐らく、これは著者も本意ではないはず)
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書店で並んでいるのを見かけて気になったもの。宗教2世の悩みって、演繹すると、一般的な親子関係にもほぼそのまま当て嵌まる話。そんなことを思い始めると、いよいよ自分事の問題として、より身近に感じながら読んだのでした。
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著者の正木さんは人一倍、繊細で誠実なお人柄の方だと感じました。 その上で正木さんも断っているように本書の記述があらゆる宗教2世のサバイバルに役立つかというと疑問を感じました。 事例が正木さんの個人的なことばかりで、とりわけ創価学会の過度な成果主義が主な原因だと思えたからです。...
著者の正木さんは人一倍、繊細で誠実なお人柄の方だと感じました。 その上で正木さんも断っているように本書の記述があらゆる宗教2世のサバイバルに役立つかというと疑問を感じました。 事例が正木さんの個人的なことばかりで、とりわけ創価学会の過度な成果主義が主な原因だと思えたからです。 正木さんが抱えた葛藤には共感します。 しかし、同時にその解決法やアドバイスになぜか取ってつけたような、どこかパターン化されている浅はかさを感じてしまいました。
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