仙台あらえみし日和 の商品レビュー
(借.新宿区立図書館) 仙台の河北新報日曜版連載の本にまつわるエッセイをまとめた本。連載は2019年6月~2023年4月なのでコロナ禍や東日本大震災10~12年に関わる記載も多い。著者は出版社代表であるとともに編集者、作家・エッセイスト、さらには古本屋も経営という様々な顔を持つが...
(借.新宿区立図書館) 仙台の河北新報日曜版連載の本にまつわるエッセイをまとめた本。連載は2019年6月~2023年4月なのでコロナ禍や東日本大震災10~12年に関わる記載も多い。著者は出版社代表であるとともに編集者、作家・エッセイスト、さらには古本屋も経営という様々な顔を持つが、現在はいずれも仙台が舞台。当然仙台あるいは東北地方関係の記事が主体となっている。とはいえなぜか秋田関係は全く記事に触れられていない(また山形も山形市のみ)。その辺は太平洋側と日本海側という問題もあるのか?あるいは秋田は無明舎があるからなのか?ちょっと気になるところ。 仙台関係部分はなかなかすっと入っていけないところもあるが、そこはやはり本に関する本。気になる本の紹介はいくつか出てくる。また読んで見たい本が増えてしまった(^^; ちなみに荒蝦夷という出版社名からけっこう東北の歴史とか伝承などに関わっているのかと思っていたのだが、そうではなく普通に文学系の本がメインらしい。著者もミステリーとか怪異、あるいは現代文学などが好きなようだ。
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