もっと悪い妻 の商品レビュー
自分の思い通りにいくことなんてそうそうないわな。これくらいで十分とほどほどで満足して暮らせたらいいか。
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短編のまとまった本であった。 続きがきになる物語の佳境で、毎回話が終わるので歯がゆかった 最後の浮気の話は最悪である。 浮気する人は、大嫌いだから気分が悪くなった
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短篇6篇。小気味よい話。悪い妻描かれるがなぜかスッキリする。良い妻もみんなそういう一面を内に秘めてるのかもしれない。
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「もっと悪い妻」の夫以外は、どの夫も「こんな男いらん」みたいな話だった。そんな男性が現実にも多いような気がして、「男なんていらん」って感じになった。でも今の若い夫は、変わってきているのではないか。どうだろう。
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全部で6篇。 どうにもこうにも居心地の悪い本。 心がざわつく物語が収められている。 「武蔵野線」は勘違い中年男の物語。 メールで変なアプローチを仕掛けてくる中年男性の気持ち悪さよ……。 仕事上の笑顔と愛想は最低限のビジネスマナーで、客に好意を持っているからではない。 人として対...
全部で6篇。 どうにもこうにも居心地の悪い本。 心がざわつく物語が収められている。 「武蔵野線」は勘違い中年男の物語。 メールで変なアプローチを仕掛けてくる中年男性の気持ち悪さよ……。 仕事上の笑顔と愛想は最低限のビジネスマナーで、客に好意を持っているからではない。 人として対応しているだけなのに「電話ください」「メール返してください」は恐怖でしかない。 でも全くわかっていない主人公。 な ん で ? 表題作もそうだが、何か得るもの、と言われると、これと言ってない。 ただ、日常のなんだか嫌な感じと、後悔と、その他言葉にならないモヤモヤした居心地の悪さがふんだんにまぶされている。 読後がいいとも悪いともいえず、明確な結論もない。 作者及び物語の個性ではあるが、少しの物足りなさも感じた。
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短編ではあるがそれぞれ毒気も あり、オールドボーイの最後のオチは 愛も最後は金に取って変わる皮肉さ。 女達の真の恐ろしさもこの短編の 醍醐味だ。
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短編集。あっというまに読み終わった。色々な妻がいた。 『もっと悪い妻』は言うほど悪くないんじゃないか、と思った。不誠実で身勝手ではあるけれど。 離婚で独り身になったおじさんが、歳下の店員さんに執着する話が痛い。
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なんか思っていた感じとは違った。 自分の子供の名前をネタにされて、DQNネームだと笑われるのは耐えられないなー。旦那はそれを黙って聞いてるのもないけど、そこよりも自分の悪口に怒る妻もないなー。 あとのはよくわからん。すぐに内容を忘れてしまいそうな1冊。
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桐野夏生さんの6作品を収録した短編集。一言で言えば、この表紙にダマされた感がいっぱいになった…かな。でも、読みにくくはないんですよね…その点は、さすが桐野夏生さん!と思いました。 6作品の中で、どれがいいとか…本当はせっかくレビュー作っているのだし、残しておきたいんだけれど...
桐野夏生さんの6作品を収録した短編集。一言で言えば、この表紙にダマされた感がいっぱいになった…かな。でも、読みにくくはないんですよね…その点は、さすが桐野夏生さん!と思いました。 6作品の中で、どれがいいとか…本当はせっかくレビュー作っているのだし、残しておきたいんだけれど、なかなか難しい…正直なところ、あまり心に残るものはなかったし…。ちょっと、あれ?と思ったのは、生理のことを“アンネ”と呼ぶことは私はしてないないけど、初めて聞いた感じはしなかったなぁ~。あと、「みなしごハッチ」は知らないわよね?みたいな場面もあったけれど、私は知ってる!!と思ったところぐらい(^-^; この作品を読む前、想像したような悪妻は出てこなかったかのように思います。これでもか!くらいの悪妻が登場するのかと思いきや、肩透かしですかね…。しかもどのストーリーも、えっ?これでおしまい?で終わってしまい、残念でした。
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