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オーグメンテッド・スカイ の商品レビュー

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2024/10/20

全てが生煮えのままエンディングへ。 主人公やその仲間の渾名や中途半端に出てくる鹿児島弁は読みづらいだけ。登場人物も出すだけ出すが、あまり魅力がない。

Posted byブクログ

2023/07/09
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

デジ庁のWeb3勉強会でご活躍されていた藤井太洋先生の新作ということで、Web3の新しい未来が垣間見れるかと思って読みましたが…今回の主役はVRでしたね。それはそれで良いのですが…なんかモヤモヤする作品だったので、以下、ネタバレありでモヤモヤを言語化していきます。 まずは、あらすじ。本作はVRの世界大会「ビヨンド」の出場を目指す理数系高校生たちの青春小説。寮住まいの男子高校生たちと、カトリック系の女子校の女の子たちが共同で「ビヨンド」に参加するためのVR作品を作りあげていきます。「ビヨンド」は「SDGs」をテーマとしたメッセージ性の強いVR作品を募集している、という設定なので、VR技術に興味のない読者も、はたして主人公たちがどんなメッセージを作品に込めるのか、楽しみに読み進めることができます。 # 以下、ネタバレありです # …が、結果、主人公たちの作品は世界5000チームの作品の中で上位20に入るのですが…とても上位20に入るような作品とは思えないのが残念なところ。自分の意見を表に出すなんて、欧米では子供の頃から当たり前なはず。 ジェンダー平等にあれほど拘っていた雪田さんが(そしてそれがきっかけで主人公たちと出会うことになるのに)、最後「やっぱり、私、とくに言いたいことありませんでした!」って言い出すのには仰天!ジェンダーギャップ指数125位の日本の、しかも九州という一等地の、人生の岐路に立った高校生の作品なのだから、世界に伍する作品を作るなら、このテーマがベストだと思うんですけどね…。主人公はあくまでも、男の子たち、女の子は彩り、だから仕方ないのかも…。とはいえ、男性作者が女性キャラに「ジェンダー不平等なんて気のせいでした!」的なことを言わせてしまうのは、読んでいてモヤモヤしました。(藤井先生は、もしかしたらとてもフェアな感性の方で、あまりピンと来なかっただけかもしれませんが。) 第2のモヤモヤポイントは、ブロックチェーンまわり。主人公たちは資金集めに〈スカイコイン〉という新しいトークンを作るのですが…新規トークンの価値を上げるのは(投機家に注目されない限り)かなり大変なことではないと思うのですが、引き換え券程度の用途しかない〈スカイコイン〉の価値が上がるのも不思議だし、それを海外の学生ベンチャーに盗まれる(?)のも不思議。おまけにそのベンチャーの「二酸化炭素取引トークン」という、どこかで聞いた事があるようなアイデアも…現実は死屍累々ぞ。あと、細かいですが「スマートコントラクトをミントする」とはいいませんね。(デプロイする、が一般的ですかね。) 総じて、『ハロー・ワールド』もそうでしたが、主人公たちの動きに、世界が過剰に反応しすぎだと感じました。技術はたしかに世界を変えるけど…それは、本当に奇跡みたいなものだと思う。夢のある話といえばそうなのですが。 あと、志布井先輩のシナリオが結局どうなったのか、めっちゃ気になります(笑)。

Posted byブクログ

2023/05/30

【SF小説の旗手が挑む、最旬青春小説】2024年、鹿児島。寮で高校生活を送る僕たちは、インターネットの向こう側の世界に「ゲリラ戦」を挑むことにした。

Posted byブクログ