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ぼく、SEやめて転職したほうがいいですか? の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2024/06/22

一言:「SEに向いてないのか悩んでいた私にぴったりの助言を頂けました。」 読書状況:100% 要点: ・自己肯定感を上げるには、ニッチで一番を目指すこと。(中小企業の戦略と同じ) ・目標は明確にしないと、達成できない。(俗に言う成功者になれない) ・名のある画家は、名のある画家に...

一言:「SEに向いてないのか悩んでいた私にぴったりの助言を頂けました。」 読書状況:100% 要点: ・自己肯定感を上げるには、ニッチで一番を目指すこと。(中小企業の戦略と同じ) ・目標は明確にしないと、達成できない。(俗に言う成功者になれない) ・名のある画家は、名のある画家になりたいと思ったのではなく、良い絵を描きたいと思っている。(心の持ち様で大事なことは、SEと一口に言ってもやる事色々なので、立場ではなく業務で具体的に考えることが大事。実際の業務が飽きなく好きに行えるのか?ということ。) 気になる点: トラブル時に客先で対応する時の秘訣は、言い訳せず、食事せず、帰宅せずの考え方は納得いかない。 この本では、お客にさまに誠意を見せることで仕事がやりやすくなるため、と言われていましたが、子供が待っているのに帰宅できないのはつらい。ので真似できなさそう。 今回は他に目的があったからその秘訣を言ったのか、ほんとにそこまでする必要があるのか。。 今回は、主人公の後藤さんを転職を阻止することで五十嵐さん(今後、後藤の会社の執行役員として入社予定、かつ、後藤の上司と裏で繋がっている可能性あり)にメリットがあったから、引き留めをするために帰らせなかったのか。。。 まあ、後藤さんの場合は、この場は、満足されたようなのでいいかもしれない。 ただ、執行役員が、「食べない、寝ない、反発しない」を推奨するような会社で、後藤さんは家庭と仕事の両立ができるのだろうか?(私には無理) また、ニッチな分野で一番を目指すため、出世を捨てて、コツコツ家で資格勉強して、今の仕事に集中するのは、目指す姿になるまではなかなか大変に思う。 しばらく後藤はやる気を出して働き、また辞めたいと言うまでは辞めないので、今回得をするのは、五十嵐さんと後藤さんの上司かなー。 コミュ力が強いこの2人が、コミュ力の弱い後藤を上手く丸め込んだ。。。そんな邪推をしてしまったが。。もしそうであっても、後藤がそこまでして必要な人材と上司に評価されているので、承認されたい彼にとっては、実はもうほとんど当初の課題である承認欲求を満たすは果たせていたことがわかる。そして今回の件で五十嵐と女の子からチヤホヤされたので承認欲求は満たせたので、win-winだったのかも。

Posted byブクログ

2024/03/23

ちょっとしたノウハウ,心構えが再認識できる本. ちょっと「疲れちゃったとき」に読むとよさそう. ・トラブル対応というのは、最もSEの力が試される場 ・日本のシステムは必要以上に完璧さを求める ・上司は客、しかもわがままで、わからず屋。そう思ったほうが、諦めもついて、ストレスを...

ちょっとしたノウハウ,心構えが再認識できる本. ちょっと「疲れちゃったとき」に読むとよさそう. ・トラブル対応というのは、最もSEの力が試される場 ・日本のシステムは必要以上に完璧さを求める ・上司は客、しかもわがままで、わからず屋。そう思ったほうが、諦めもついて、ストレスをため込まない ・上司との相性が悪いなんてくだらない理由で転職するな ・どの職場にも、死んだほうがいいクズなんて最低3人いる ・成功したければ、何かを全部捨てる。中途半端に捨てるではダメ ・喜んでもらえるというのは、人間にとって、とても幸せなこと ・得意なことを1つに絞って勝負する

Posted byブクログ

2023/09/30

物語形式でSEのキャリアについての思考法を提示している。 転職を考えていることもあり、キャリアについて考えるよいきっかけになった。

Posted byブクログ

2023/09/23

会社を退職して転職しよと思っているSEの主人公が、トラブル対応にあう話。 客先のサーバー室や休憩室にいる一晩の会話劇だった。 帯にも書いてある通り、SEとしてキャリアに悩んでいる人によさそうな本だと思った。 登場人物はほぼ表紙の3人のみ。よくよく考えると、この3人は全員、トラブ...

会社を退職して転職しよと思っているSEの主人公が、トラブル対応にあう話。 客先のサーバー室や休憩室にいる一晩の会話劇だった。 帯にも書いてある通り、SEとしてキャリアに悩んでいる人によさそうな本だと思った。 登場人物はほぼ表紙の3人のみ。よくよく考えると、この3人は全員、トラブル対応の時が初対面と考えると面白い。 主に会話しているのは、真ん中の主人公(後藤)と右のベテラン男性(五十嵐)で、左の女性(春村)は必要だったのかと思ったら、エピローグはむしろその女性の話だった。エピローグだけ見ると、ちょっとしたミステリーみたいだ。 生成AIができて、自分(SE)の仕事は無くなっていくのではないかと思う気持ちは分かるけど、それもしばらくは先だろうなと思う。この本にも書いてあった通り、もしそうなったとしても、仕事内容が変わるだけで無くなるわけじゃないだろうしね。そういう意味では、今からでもAIを活用していくというのが重要なのだろうなと思う。 トラブル対応は『知らねーよ』という気持ちでやるのがいいというのは、なんとなく分かる気がする。トラブル対応がうまくいかなかったらどうしようと考えると、苦しくなるだけだし。もちろん、直そうという気持ちでは取り組むけど、最悪直せなくてもそれはそれでしょうがないと思うのが大事なのかもしれない。 顧客自身もどういうシステムが欲しいかよく分かってないというのはよく分かる。今関わってるプロジェクトでも、とりあえず顧客の要望を「この機能本当に必要なのか?」と思って実装してきたけど、実装したらまた要望が変わるなんていうことはよくあってしんどかった。やっぱり、最初の要件定義が大事なんだろうなと思わされた。 そして、やっぱりSEにはコミュニケーション力が重要なんだなと。ここは本当、自分が苦手としているところだから、改善していきたいと思う。 小説については、台詞がたまに、説明口調になるのはちょっと不自然さがあって違和感があった。「ホリエモンこと堀江貴文さんもそんなこと言ってました」なんて言葉は、リアルでは言わないだろうなと思う(「ホリエモンも言ってた」でいいだろうと)。

Posted byブクログ