空想地図帳 の商品レビュー
架空の地図が好きなのでいろいろ読んだことはあったんですが、いろんな人の色んな空想地図が集まるとまた得も言われぬ圧があって大変よかったです。大陸プレートも作り始める人、架空の都市の架空の戦前の地図を作り出す人、こんなに各ページ細密なのにほぼすべてが個々人の空想。濃い。
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以前同著者の別の本が面白かったこともあり、書店で見かけ購入。 文字通り空想の地図を作ることを趣味としている人たちの作品(地図)の紹介や、地理や歴史、都市計画の各専門家との対話を経て空想地図が改善されていくプロセスの話が出てくる。 とにかく学問の一分野であってもおかしくないくら...
以前同著者の別の本が面白かったこともあり、書店で見かけ購入。 文字通り空想の地図を作ることを趣味としている人たちの作品(地図)の紹介や、地理や歴史、都市計画の各専門家との対話を経て空想地図が改善されていくプロセスの話が出てくる。 とにかく学問の一分野であってもおかしくないくらい濃厚なコンテンツである。作成者のツイッターアカウントや、サイト、更にはカフェの紹介があるのもよい。
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<目次> 第1部 空想地図を読み解く 第1章 広範囲を見渡す地図帳・道路地図 第2章 地形や建物の表現が緻密な地形図 第3章 都市や交通の情報が詰まる都市地図 第2部 描き変わる中村(なごむる)市の空想地図 第4章 中村市を読み込む 第5章 中村市はどう描...
<目次> 第1部 空想地図を読み解く 第1章 広範囲を見渡す地図帳・道路地図 第2章 地形や建物の表現が緻密な地形図 第3章 都市や交通の情報が詰まる都市地図 第2部 描き変わる中村(なごむる)市の空想地図 第4章 中村市を読み込む 第5章 中村市はどう描かれたか 第3部 空想地図を描いてみる <内容> 空想地図は、「タモリ倶楽部」に著者の今和泉氏が出ていて、その緻密さに舌を巻いたのだが(前著『みんなの空想地図』も読んでいる)、自分も子ども時代に架空の町をイメージして遊んでいたし、「シムシティ」や「A列車で行こう!」などを愉しんだクチだ。この本を読むと、同系の志が多いことと、単に地図を書いているだけではなく、地形や歴史、都市計画などを想定しているところがスゴイ。最後にはイラストレーターを使っての地図作成の指南まで載っている。ここまでやる気はしないが、久しぶりに「シムシティ」をやってみたいな、と思った(ただこのソフトは、また違う道へと進んでいる気がするが…)。
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