名言を楽しむ ガラスペンでなぞる手書きフォント の商品レビュー

越智知美(著者)

2023/12/16

ガラスペンって綺麗。やってみたい。でもすぐ飽きたらもったいないし…と悩んでたところ、近くの本屋さんで特別セールをしていたので、この本と一緒に思い切って買ってみました。
この本では『筑紫A丸ゴシック』、『シネマレター』、『陸隷』など８種類のフォントで名言をなぞり書きすることができて、どんなフォントが自分のガラスペンに向いているかが分かります。

10月から週に１度ぐらいのペースでちょこちょこやって、今日、全部書き終わりました。で、やってみて…。

私、向いてない―――。

私は習字が苦手で、典型的な綺麗な字が書けません。あと、筆圧が強い方です。
ガラスペンは厳密なはねやはらいができないので、字の形の悪さや全体のバランスの悪さが目立つような気がします。私の場合はレタリングに近い感覚でやらないといけないんだと思います。

この本の自由に書くページに詩や短歌を書いてみたところ、まるで小学生が書いた(いや、小学生でこれより上手い子はたくさんいる)みたいな感じになりました。せっかくの短歌や詩が台無しです。

もしこの本がなかったら、なんでうまく書けないんだろう、と、ずっとイライラモヤモヤしていたかも知れません。
可愛いフォントの一文字一文字のうろこ、はらい、はねを注意しながらこの本で練習できて楽しかった…。

でも、私は、今日、ガラスペンを置きます。
(イメージは百恵ちゃん。年齢バレる)