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日台万華鏡 の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2024/10/03

20年近く台湾で暮らしていらっしゃる著者が、「台湾と日本のあいだで考えた」こと。 単なる文化の紹介でなく、本当に深く考えさせられたり、向き合うのが苦しいこともきちんと伝えてくださったり、勉強になりました。 長く住んでいるからこそわかるし、気づくこと。 2016〜2022年にかけて...

20年近く台湾で暮らしていらっしゃる著者が、「台湾と日本のあいだで考えた」こと。 単なる文化の紹介でなく、本当に深く考えさせられたり、向き合うのが苦しいこともきちんと伝えてくださったり、勉強になりました。 長く住んでいるからこそわかるし、気づくこと。 2016〜2022年にかけて日本のメディアで公開した文章をまとめたものなので、その時の問題などがリアルタイムに感じられるのもよかったです。 単に、好き!楽しい!おいしい!だけでなく、もっと台湾のことを正しく理解していきたいです。

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2024/05/28

はじめに どうしてわたしは台湾について考えるのか 社会 ジェンダー 日台文化比較 歴史交錯 映画・アート・本 あとがき 台湾と日本、「おもろい」の万華鏡

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2023/12/05

台湾に渡航予定があったので。ガイドブックだと食べ物と雑貨の写真だらけで、そこまで飲み食いしたり買いたい物があるわけでも無かったので、何か興味をそそるものを探すためにこの本を手に取りました。 可愛らしいタイトルと表紙ですが、文体はお堅めで、私には読みやすかった。昔懐かしい朝日系を...

台湾に渡航予定があったので。ガイドブックだと食べ物と雑貨の写真だらけで、そこまで飲み食いしたり買いたい物があるわけでも無かったので、何か興味をそそるものを探すためにこの本を手に取りました。 可愛らしいタイトルと表紙ですが、文体はお堅めで、私には読みやすかった。昔懐かしい朝日系を彷彿とさせます。社会文化系のエッセイ中心ですが、その道の専門家ではなくていまいち散漫ではありました。 文化面では映画がお好きなようですが、私は興味がなくこの箇所は未読。逆に台湾の映像作品に興味がある方には良いのかもしれません。 日台の歴史的経緯については、雰囲気を漂わせつつも実はきちんと触れられていませんので、別の書籍をあたるつもりです。

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2023/10/25

2023年刊。お隣の国の一つ、台湾。個人的には歴史や地政学に関心が乏しいので知らない事だらけ。何を知らないのか?は、無知だから分かるわけが無い。 台湾にも原住民がいた!(言われてみれば当たり前だが)、中華人民共和国から本格的に中国人が流れ込むのは20世紀半ば、個人的な認識としては...

2023年刊。お隣の国の一つ、台湾。個人的には歴史や地政学に関心が乏しいので知らない事だらけ。何を知らないのか?は、無知だから分かるわけが無い。 台湾にも原住民がいた!(言われてみれば当たり前だが)、中華人民共和国から本格的に中国人が流れ込むのは20世紀半ば、個人的な認識としては「台湾は独立国家」だし、元々の台湾人の本音は概ね独立志向、とか。歴史的な点に突っ込み過ぎないので、何かと面白い。終盤は細々した内容になり、関心が薄れて飛ばし読みしまくってしまったが。一度は読んでおいて良い本じゃないかと思う。楽しくて仕方が無い、と言う訳じゃないが。

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2023/08/20

保守的な考えの多い東アジアの中で、台湾はなぜこれほどジェンダーギャップ指数や性的マイノリティ問題で先進的なのか 西加奈子「くもをさがす」で描かれたバンクーバーの多様性とはまた違っていて興味深い おもしろかった!

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2023/07/11

台湾の事全然知らないので読んでみた。何が書いてあるか思い出そうとしても記憶に残っていない。食べ物は日本時代に食べていた物が台湾風になった。発展して欲しくないと言われるが現地からしたら生活を楽にしたいから変わらない事はできない。確かに。。。

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2023/06/17

台湾は知れば知るほど面白い。震災支援以降の日台交流はこちらの予想を超えて広がったが、それもまだ表面的に見られているところも感じる。 台湾に長く住む著者は、日本がとらえた台湾も、その逆も客観的に見つめて各々の現状を考察する。よく「台湾は親日だから」と言われるけど、そう無邪気に喜んで...

台湾は知れば知るほど面白い。震災支援以降の日台交流はこちらの予想を超えて広がったが、それもまだ表面的に見られているところも感じる。 台湾に長く住む著者は、日本がとらえた台湾も、その逆も客観的に見つめて各々の現状を考察する。よく「台湾は親日だから」と言われるけど、そう無邪気に喜んでもいられない事実も述べられているし、高度な民主主義が根つくまでの厳しい道のりやアジアで最も先鋭的なジェンダー観など、これまであまり伝えられてこなかったこともわかりやすくまとめられていて、考えが深まる。

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