シェイクスピアの誘拐 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
叙述トリック、暗号、安楽椅子などさまざまなパターンがあり、驚き。木枯らし紋次郎かタクシードライバーのイメージしかなかったが、まるで連城さん。こうやって埋もれていた作品を掘り起こすこのシリーズは、貴重。最後の、緑の池のほとりは、怖さ漂う。
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〈トクマの特選!〉の笹沢佐保シリーズで初の短編集とか。悪くはないんですが、笹沢氏の短編ならもっといいものが幾らでも埋もれてる気がするので、少し食い足りないですかね。そんな中で怪奇短編の「緑色の池のほとり」が含まれていたのが、個人的にはハイライトでした。そう言えば、「異形の白昼」の...
〈トクマの特選!〉の笹沢佐保シリーズで初の短編集とか。悪くはないんですが、笹沢氏の短編ならもっといいものが幾らでも埋もれてる気がするので、少し食い足りないですかね。そんな中で怪奇短編の「緑色の池のほとり」が含まれていたのが、個人的にはハイライトでした。そう言えば、「異形の白昼」の編集後記で筒井康隆氏は「(笹沢氏は)時おり、とんでもない奇妙な話を書く」と述べている。なるほどと言ってしまそうになります。
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