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ソフトウェア設計のトレードオフと誤り の商品レビュー

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4件のお客様レビュー

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2024/02/25

さまざまな観点でソフトウェアの設計部分について注意点とメリットデメリットを記している。取り扱っている内容が高度なため、内容が難解なところがあるが、手元に置いて時々見直し、自分の成長を確認したい一冊。Amazonのレビューを見ると、「翻訳が〜」というコメントが多数あるが、自分はそん...

さまざまな観点でソフトウェアの設計部分について注意点とメリットデメリットを記している。取り扱っている内容が高度なため、内容が難解なところがあるが、手元に置いて時々見直し、自分の成長を確認したい一冊。Amazonのレビューを見ると、「翻訳が〜」というコメントが多数あるが、自分はそんなに気にならなかった。訳注も丁寧に追記されており、日本語も自然。そもそものソフトウェアの複雑さからくる難解さを誤訳と勘違いしているのでは?と思ったりした。

Posted byブクログ

2024/02/05

コミュニティの読書会で読み始めた。 何と何を比較したいのか、非常にわかりにくかった。 翻訳のせいもあるのだろうか?

Posted byブクログ

2023/07/09

Javaのソフトウェア開発における考慮事項について扱っているだけで、トレードオフを扱っていなかったり、他の言語に流用しにくいJava特有の話をしていたりする。タイトルや本書冒頭で説明している意思決定やトレードオフについて学ぶというのは本書からでは難しい。

Posted byブクログ

2023/05/28

「設計のトレードオフ」というワードから期待したものは「日々の業務の中で技術的に決断を迫られた時に、判断の材料となる情報」だった。しかし、本書から期待していたものを得ることはできなかった。テーマにばらつきがある、シチュエーションに具体性や現実味がないことなどが要因だろう。 個別の...

「設計のトレードオフ」というワードから期待したものは「日々の業務の中で技術的に決断を迫られた時に、判断の材料となる情報」だった。しかし、本書から期待していたものを得ることはできなかった。テーマにばらつきがある、シチュエーションに具体性や現実味がないことなどが要因だろう。 個別のテーマについては、他に参考になる書籍がある。 例えば、『ソフトウェアアーキテクチャの基礎』には複数のアーキテクチャの比較とトレードオフについて詳しく書かれている。『データ指向アプリケーションデザイン』には、パーティショニング(6章)、分散システム(8章)とその一貫性(9章)、バッチ処理(10章)とストリーム処理(11章)について詳しく書かれている。『Googleのソフトウェアエンジニアリング』には、ライブラリの依存関係管理(21章)が実例を交えて書かれている。 章によっては日本語訳がほとんど直訳になっていて、読み取りに戸惑うことがあるが、意味は読み取れるので致命的ではない。 本書は13の章で構成されている。第1章はイントロダクションなので、計12のテーマについて書かれている。扱う内容はコードの重複から分散システムまで幅広い。プロクラムの例文はすべて Java で書かれている。 個別の記述についての感想は、書くと雑多になるので書かない。全体的に、個別の技術の紹介に終始していて、トレードオフの観点で複数の技術を比較するところまでは至っていない印象を受けた。 日頃から Java を業務で使用していたり、本書の内容に関する技術的な選択をしてきた方にとっては、実体験から共感できるような箇所も多いのだろうと想像した。一方で、今後の技術的な判断の材料として独学で読み進めるような場合では、本書の活用はなかなか難しいだろう。本書で書かれている領域についてすでに知見のあるような方と勉強会形式で読み進める、といった活用方法であれば、有益だろうと思う。

Posted byブクログ