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転職の魔王様 の商品レビュー

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18件のお客様レビュー

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2024/08/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最初にドラマを見てから知り、本を手にしました。よくある、ドラマより本の方が内容が濃い、という事はなく、どちらも同じ位の内容という珍しいタイプの小説だと思います。1章完結となっていて、読み易い作品です。 今とこれまで、そしてこれからの自分の身の振り方を考えたくて、手に取りました。 読みながら、各章の求職者と自分が被り、且つ如何に無意識に周囲の目を気にして選択しているか。自分という人間を客観視する良い機会になり、また改めて人生において、自分が大切にしたい価値観とは何か、真剣に向き合う事になりそうです。 他方、最後部の「思い描いていた道を外れたら外れたで、人生は満更でもなかったよ。転職とはそういうものだと思っている。」との来栖の言葉には、人生ってそういうものだよな、となんだか妙に納得してしまう自分がいました。

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2024/06/01

自分の発言、考えに責任を持つことを教えてくれる小説。 人は正解や答えを求めている。 その為、失敗を恐れて人に答えを求めてしまうのかも知れません。 でも、自分の人生なのだからもっと楽しんで冒険したいと強く思います。 転職って人生を分岐点でもあるように人生に悩んでいる方にはいい本...

自分の発言、考えに責任を持つことを教えてくれる小説。 人は正解や答えを求めている。 その為、失敗を恐れて人に答えを求めてしまうのかも知れません。 でも、自分の人生なのだからもっと楽しんで冒険したいと強く思います。 転職って人生を分岐点でもあるように人生に悩んでいる方にはいい本だと思います。 また、もう少し自分がどこに向かっているのか考えたいです。

Posted byブクログ

2024/04/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

未谷千晴 新卒で業界最大手の広告代理店「一之宮企画に入社。第一営業企画部でおよそ三年勤務し退社。叔母の洋子が経営する人材派遣会社「シェパード・キャリア」で転職活動を始める。試用期間一年で「シェパード・キャリア」で見習いCAになる。 落合洋子 千晴の叔母人材紹介会社。「シェパード・キャリア」の社長。 来栖嵐 「シェパード・キャリア」の凄腕キャリアアドバイザー。「転職の魔王様」の異名を持つ。 千晴の母 結婚前、百貨店のアパレルコーナーで働いていた。今も今女のショッピングモールにある衣料品店でパートをしている。 竹原 一之宮企画第一営業企画部の部長。 宇佐美由夏 派遣会社からアカツキ文具という文具メーカーに営業事務として派遣されている。 村松愛 トイレ掃除をあつもサボるアカツキ文具の社員。 中田七恵 由夏と同じ派遣会社から派遣されている。由夏より七歳年下。村松と組んで営業事務をしている。 渋井克行 アカツキ文具が商品のパッケージデザインを発注している会社のデザイナー。由夏と付き合ってるが、別れを切り出した、 広沢英里香 キャリアアドバイザー。来栖チーム。 笹川直哉 新卒で広告代理店「武蔵野広告社」の営業マンになって三年半。 西田 笹川の上司。 大宮 笹川の先輩。 山辺 光友製薬の部長。 上岡 デザインチームの女性デザイナー。笹川から大量に流れてきた修正で、頑張りすぎて倒れた。 高橋 笹川の同期。 剣崎莉子 三十二歳。来栖の元カノ。 綾野周介 莉子と同棲して二年。漫画家志望。 戸松卓郎 大学卒業後、八年で三社の転職。 安永真奈美 過労で居眠り運転で交差点の横の電柱に衝突して亡くなった。戸松と同じ職場、同じ部署の同期だった。

Posted byブクログ

2024/03/14

全ての働いている人にも読んでほしい。 転職でなくても、アルバイトでも就職でも、 働こうと思った人も読んでみてはいかがでしょうか! 周りに、働こうと思っているいる人がいたら、この本を読んで寄り添える心持ちを気付けます。

Posted byブクログ

2024/01/12

 成田凌、小芝風花主演のドラマの原作になったお仕事小説。転職という、ある意味人生の節目に立った人々の葛藤を描く。  転職の理由は人それぞれ。会社の人間関係に悩んだり、過重労働に苦しんだり、はたまた誰かが転職したから自分もと思ったり。  そんな人たちにキャリアアドバイザー(CA)は...

 成田凌、小芝風花主演のドラマの原作になったお仕事小説。転職という、ある意味人生の節目に立った人々の葛藤を描く。  転職の理由は人それぞれ。会社の人間関係に悩んだり、過重労働に苦しんだり、はたまた誰かが転職したから自分もと思ったり。  そんな人たちにキャリアアドバイザー(CA)は、どう接するのか。CAにだってノルマはあるだろうし、時には無理やり転職先にねじ込んでしまうこともあるかもしれない。この話の主人公はそういう感じではなく、一見冷たい印象を受けるが、求職者がしっかり現実と向き合って、自分で考え行動するのを待っている。  結果だけを求めることにも、また自分で考えることを放棄していることにも、警鐘を鳴らしているようにも思える。

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2023/11/08

【転職の魔王様】 ごめんなさい、本というよりドラマの要約みたいになっています。 ドラマ好きでもある私ですが、『VIVANT』と同じくらい毎週楽しみにしていたのが『転職の魔王様』でした。 私自身が転職を経験したこともあるからでしょうね、どの回も心に沁みる内容でした。 俳優陣も...

【転職の魔王様】 ごめんなさい、本というよりドラマの要約みたいになっています。 ドラマ好きでもある私ですが、『VIVANT』と同じくらい毎週楽しみにしていたのが『転職の魔王様』でした。 私自身が転職を経験したこともあるからでしょうね、どの回も心に沁みる内容でした。 俳優陣も私のお気に入りである布陣、成田凌さん、石田ゆり子さん、小芝風花さん、山口沙也加さん、おいでやす小田さんなどなど。 元々は大手商社マンとして海外で活躍することを夢見ていた成田凌さん演じる来栖嵐。ある事故をきっかけにその夢は潰えたと悟り、転職エージェントの世界へ。一方、やはり夢を持って入社した大手広告代理店で会社でパワハラなど辛い思いをして会社をあとにして叔母の石田ゆり子演じるが経営する転職サービス会社『シェパードキャリア』で新たなスタートを切った小芝風花さん演じる未谷千晴が転職エージェントのノウハウもない中、持ち前の優しさ、依頼者に寄り添うことで気づいたことを周りのスタッフの力を借りながら成長していく姿を見ることが出来るドラマです。 成田凌さんはどちらかと言うと気持ちを前面に出さないのですがここぞは頼りになる存在、そして笑顔も泣き顔も実に表情が七変化する小芝風花さん。 (ドラマでは小芝さんの指導役が成田さんでした) 成田さん演じる「転職の魔王様」が転職依頼者に対して発する言葉は、どれも生きていく上で大切な言葉であって、私にも腑に落ちるものばかりでした。 『あなたの人生、このままでいいんですか?』 『最初描いていた夢を諦めなければいけなくなったとしても、その夢は形を変えることもある。』 魔王様も挫折から這い上がってきた過去がありますが、小芝風花さんのひたむきな生き方に触れていく中で心境の変化が見てとれます。 それは転職で再起をかけようとしている依頼者に対して最後に発した言葉に表れています。 『あなたの人生、このままでもいいんじゃないですか』 それまでの少し突き放すような言葉に比べると(本当は依頼者自身はそういう気持ちがないといけないのですが)、その人の現状を肯定する言葉は、救われる思いをした視聴者もいたのではないでしょうか。

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2023/11/29

私は自分の仕事が好きです。やめたいと考えたときもあるけど好きです。自分で選んだ自分の仕事を、私の意義でこれからも大切にしたいと改めて思いました。魔王様の切れ味抜群のことばに何回かくじけそうになりましたが、それくらい心に刺さる、考えさせられる素敵なお話でした。

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2023/10/14

私は、とある専門職養成大学卒で、実習をしながらそのまま就職していて、しかも、子育てで退職してからは家業の手伝いをしながら、今に至っているので、就活もしたことがない。 だから、この小説で、一般企業で会社員として働くことの厳しさを"垣間見た"という感じ。 社会人の皆さん、毎日、大変な...

私は、とある専門職養成大学卒で、実習をしながらそのまま就職していて、しかも、子育てで退職してからは家業の手伝いをしながら、今に至っているので、就活もしたことがない。 だから、この小説で、一般企業で会社員として働くことの厳しさを"垣間見た"という感じ。 社会人の皆さん、毎日、大変な思いでお仕事に従事なさっているのですねー。 社会人として生活していくための要となる仕事、会社。 それほど大切だから、自分の長所が無理なく発揮できて、人間関係でもストレス少なく、できれば楽しくできる仕事であり、充実して過ごせる場所でありたい。 社会人として、会社員として、仕事して生きていくってすごく大変で、また、そのリスタートをするための転職って、自分の今後の生き方をも左右することだから、 本当に本当に大変なんですねー!

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2023/09/22

それぞれの章ごとにメインの登場人物=クライエントが切り替わる形式。 それぞれに転職に至る事情があり、転職を通して生き方を模索している。 そこには共感できることも多く、特に最後の章の人物は事情も相まって幸せになってほしいと強く思ってしまった。 事情があるとはいえ、自らを不幸にする道...

それぞれの章ごとにメインの登場人物=クライエントが切り替わる形式。 それぞれに転職に至る事情があり、転職を通して生き方を模索している。 そこには共感できることも多く、特に最後の章の人物は事情も相まって幸せになってほしいと強く思ってしまった。 事情があるとはいえ、自らを不幸にする道に突き進まなくてよかった。 エピローグを読み終えての読後感は爽やかで、転職の魔王様である来栖の人となりが分かる一遍。これを読むとそれまでの言動がどういう気持ちからなのか想像できて印象も変わるかも。 続編もあるようなので、ぜひ読みたいと思った。

Posted byブクログ

2023/09/10

とてもおもしろかったです。 さすが、実写でドラマ化されるだけのことのことはあります。 自分のことは自分で決められる人になりたいですね!

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