1,800円以上の注文で送料無料

ゲーセン戦記 の商品レビュー

3.7

9件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    1

  3. 3つ

    4

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/10/21

YouTubeで拝見はした事はあるが店の内情や歴史が初めて分かった。店長の歩みがそのままゲーム史になっており特に格闘ゲームの興隆と衰退そして復活は同時代を知る身からすると熱い。インベーダーを祖とする黙々と行うシューティング尽くしだったゲーセンからゲームプロまで出るに至る源流はスト...

YouTubeで拝見はした事はあるが店の内情や歴史が初めて分かった。店長の歩みがそのままゲーム史になっており特に格闘ゲームの興隆と衰退そして復活は同時代を知る身からすると熱い。インベーダーを祖とする黙々と行うシューティング尽くしだったゲーセンからゲームプロまで出るに至る源流はスト2である事が伺える。勿論バーチャ2とかの名作はあるけど。

Posted byブクログ

2024/09/17

ビデオゲームの全盛期経験者として、どんな形でもいいから、ゲームセンターという場を守ってほしいと願う。

Posted byブクログ

2024/07/19

そういえば、最近、ゲーセンって行かなくなったよな…と思ったところで目についたので、思わず手に取ってしまった。 ゲームとは?ゲーセンとは? 今のドキドキと未来のワクワクをくれる、あの頃は、ドット絵でも、想像を膨らませて楽しくプレイしていた。 「アーケードゲーム」というものに、明ら...

そういえば、最近、ゲーセンって行かなくなったよな…と思ったところで目についたので、思わず手に取ってしまった。 ゲームとは?ゲーセンとは? 今のドキドキと未来のワクワクをくれる、あの頃は、ドット絵でも、想像を膨らませて楽しくプレイしていた。 「アーケードゲーム」というものに、明らかに、日本中が熱狂していたのが、1980-90年代の日本だったと思う。 ちょっと本筋とはズレるけど、あの頃の日本が経済的にもとても強かったのは、熱狂、つまり、今のドキドキと未来のワクワクをくれるものがたくさんあって、アーケードゲームもそのひとつだったんじゃないかな? 人は、夢中になって楽しめるものには、お金をつぎ込む。それこそ、食事抜いて食事代を注ぎ込む。 その行為の是非は置いとくとしても、今の日本の、そこまでさせる、熱狂できる何かはあのかな?と考えさせられた。 少なくも、ゲーセンには熱狂があったし、その熱い時代を記憶している人が、今も熱狂を作り出さんとばかりにゲーセンを運営している、ところに共感した。 そんな1冊。

Posted byブクログ

2024/06/13

ゲームセンターミカドの経営者による著書。 まさにゲーセン史であり、ゲーセン経営の一端を垣間みることも出来る。 小中学生のときによくゲームセンターに行っていた身としては面白かった。

Posted byブクログ

2024/06/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この本のここがオススメ 「新しいものはどこでもある。競合すると、結局は価格の戦いになる。だから最初からそこで勝負するつもりはなかった。コンテンツは古くても、企画次第で盛り上げることができるのだ」

Posted byブクログ

2024/02/27

良かった。軽めで1日で読めた。ミカドの配信が何故あのスタイルなのかとか、他店舗運営の理由とか、ポラックスとか、いい本だ。 なんだろ、初プレイで3キャラ目にやられるんだけど、これ面白いなってもう一回100円入れたくなる感覚。

Posted byブクログ

2024/02/15

ゲームセンターの歴史を振り返ると確かに子どもの頃と今ではゲームセンターの在り方が変わったのは間違いない。個人的には昔の少し薄暗い怪しい雰囲気のゲームセンターが好きだった

Posted byブクログ

2024/01/01

僕はかつて、多くのギャラリーを従えてノーミス全クリするようなゲーセン少年だった。しかし、気づけばもう何十年もゲーセンに行っていない。行ったかもしれないが、お金は使っていない。最後に使ったのはプリクラか、UFOキャッチャーか…? そう、ゲーセンは、そういう明るい機械たちに席巻され、...

僕はかつて、多くのギャラリーを従えてノーミス全クリするようなゲーセン少年だった。しかし、気づけばもう何十年もゲーセンに行っていない。行ったかもしれないが、お金は使っていない。最後に使ったのはプリクラか、UFOキャッチャーか…? そう、ゲーセンは、そういう明るい機械たちに席巻され、本書の舞台である「ミカド」のような薄暗いゲーセンは絶滅危惧種である。 ゲーセンは1989年に2万2000店を数えるが、2019年には4000店と激減している。スマホゲームの台頭、オンライン化による高負担(メーカーにインカムの3割を上納させられる)、コロナもあったし、近年では電気代の高騰もそれに拍車をかけるだろう。 世の中で値上げがどんどん行われる中、いわゆるビデオゲームは、100円のまま。もともと高額設定のマシンもあれど、100円設定のものを、120円に、とはならないわけで、これは厳しい業界だ…。 新しいものはどこにでもあり、競合すれば価格の戦いになってしまう。どの業界にも通じるような話がゲーセンにもある。では何で差別化するか。そんなビジネス的な話が根底にある、にはあるが、90年代ゲーセンを知らずにビジネス書として読むには無理がある。当時のゲーセンのことをよく知っている層が、そうかゲーセンもビジネスだったのか、と振り返り、そして著者のアイデアや行動力に震える。そんな本である。

Posted byブクログ

2023/07/15

ゲーセン業界と店舗経営のドキュメンタリー。本書を読んだ理由は、私もアーケードゲームのプレイヤーの一人として業界の動きを追いたかったから(業界の新刊を読まないと追いていかれる)。 個人的な好みとしては、ミカドを経営するまでの話は昔すぎるせいか説明的に見えてしまって少し退屈だったけど...

ゲーセン業界と店舗経営のドキュメンタリー。本書を読んだ理由は、私もアーケードゲームのプレイヤーの一人として業界の動きを追いたかったから(業界の新刊を読まないと追いていかれる)。 個人的な好みとしては、ミカドを経営するまでの話は昔すぎるせいか説明的に見えてしまって少し退屈だったけど、ミカドを始めてからの章は経営上の苦労が語られていて興味深かった。特に大規模震災や感染症の流行などの災害による社会環境の変化や、逆境の中で生き残るための企画、イベントビルオーナーとのやりとりなどは、業界が違っていても仕事をする上で参考にしたいくらいに見応えがあって良かった。 昨今のゲーセン業界の縮退は消費税増税の影響も大きいだろうと考えていたが、本書では特に扱われていなかったように思う(私が見落としてなければ)。特に2014年4月1日の5%→8%の増税は私も現役で見ており、この直前の2月〜3月、そしてこの年の6月や9月にゲーセンの閉店が多かったように記憶している。本書では何かの事情で言及を避けたか、実は影響が小さかったかのいずれかかと思ったが、終盤に新型コロナの影響が非常に大きかった話が書かれていたため、相対的な影響の大きさで取捨選択されたということかもしれない。 136ページ 僕の実況は完全なアドリブではなく、ある程度は準備している。お客さんに「へえ、知らなかった」「そうなんだ!」と思ってもらえるよう、事前にできるだけ調査をしなければ配信のクオリティは上がらない。 →参考になる。ファシリテーションなどする際の姿勢や、個人的な動画配信・トーク配信などに応用できそう。やはりデキる人は見えないところで努力をしているんだ。 202ページ 振り返ってみると、1980年以降のゲームセンターの歴史のなかで、コロナ禍に翻弄されたこの2年間ほど過酷な年はなかっただろう。おそらく歴史を振り返るとき、ここを転換期とみなすことになるのはまちがいない。 →前述の新型コロナの影響が大きかった話はこれ。

Posted byブクログ