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バウハウス の商品レビュー

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2件のお客様レビュー

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2023/10/25

今年の始めに、たまたま出会った「カラー版 図説 デザインの歴史」という本がめっぽう面白く、その中で大きな部分を占めていたバウハウスについて、グッとフォーカス出来るかな?と思って手にした本です。大いなる「デザイン連峰」の中の「バウハウス山」ににじり寄ったつもりでしたが、高精細である...

今年の始めに、たまたま出会った「カラー版 図説 デザインの歴史」という本がめっぽう面白く、その中で大きな部分を占めていたバウハウスについて、グッとフォーカス出来るかな?と思って手にした本です。大いなる「デザイン連峰」の中の「バウハウス山」ににじり寄ったつもりでしたが、高精細であると同時に、また大きな物語も感じてしまいました。ワイマールという創立の地の文化、ナチズムとの関係、文化人の文化消費物としてのバウハウスの製品、ユンカースという企業の存在、バウハウスの家、もうひとつのバウハウスとしてのモスクワのブフテマス、視覚的な教育システム、「世界は一つのバウハウス」展、イスラエル、「メイド・イン・イングランド」と「メイド・イン・ジャーマニー」の争い、社会主義的ユートピア、労働者向け住宅、菜食主義、田園都市、フランスの出遅れ、グロピウスとミース・ファン・デル・ローエとル・コルビジェ、家電製品、モダンと女性…本書の副題にある通り「モダン・デザインの源流」がどんな支流になったり、伏流水になったりしているかが、コラムみたいな短い文章で積み重ねられていきます。時代、産業、イデオロギー、グローバル地政学(?)、テクノロジー…デザインを語る視点の多様さを満喫しました。

Posted byブクログ

2023/09/20

(読んでいる途中。。。) 極めて良書。バウハウスとはなんぞやからロシア等の各国との繋がりを示すとともに、英国とドイツの工業の比較・分析を実施している。 もしかすると本題のバウハウス如何からはズレている可能性もあるが、これまで触れ得ない観点のトピックもあり非常に面白い。引き続き読み...

(読んでいる途中。。。) 極めて良書。バウハウスとはなんぞやからロシア等の各国との繋がりを示すとともに、英国とドイツの工業の比較・分析を実施している。 もしかすると本題のバウハウス如何からはズレている可能性もあるが、これまで触れ得ない観点のトピックもあり非常に面白い。引き続き読み進めたい。

Posted byブクログ