ザ・コントラクト の商品レビュー
契約の意義を再考察した上で、契約実務を4つのプロセスに分け、実務と課題、提案をしていく興味深い一冊。わかってたようでわかってなかったな、という感じかもしれないです。
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自社業務の効率化のため、他社法務部(門)のテクノロジーの活用状況は、テクノロジー導入の背景も含めて、関心が高い。本書は、「第3章契約実務におけるテクノロジーの活用」の「2 契約実務におけるリーガルテックの活用事例」で4社の実例を紹介している。この実例は、企業法務に携わる者として知...
自社業務の効率化のため、他社法務部(門)のテクノロジーの活用状況は、テクノロジー導入の背景も含めて、関心が高い。本書は、「第3章契約実務におけるテクノロジーの活用」の「2 契約実務におけるリーガルテックの活用事例」で4社の実例を紹介している。この実例は、企業法務に携わる者として知りたい情報であったため、一読の価値がある。欲を言えば、この事例をもう少し集めて一冊の本にしていただきたいし、事例を表で一覧化する、図をもう少し使うなどの工夫をしてほしい。 しかし、それ以外の部分に関しては評価できない。「新しい契約実務の提案」という標題にそぐわない既存契約実務の詳しすぎる解説、事業会社の法務部(門)で働いた経験がない弁護士、学者の教科書的記述が多いからだ。
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