ワクチン神話捏造の歴史 の商品レビュー
【悲報】ズブの素人によるヤッツケ仕事に付ける薬なし! プロの訳者による完訳上梓求む
『能無き鷹は付け爪の隠し方も知らない』
①初歩的なミスとして助詞(てにをは)の誤りが散見
②貧弱な語彙や無知による稚拙な非文語的表現(「あっという間に」「ウイルスを殺す」等)も随所に確認(「砂糖の生成(精製が正解)」等の誤変換や「こんんにち」等の誤植も散見、校...
『能無き鷹は付け爪の隠し方も知らない』
①初歩的なミスとして助詞(てにをは)の誤りが散見
②貧弱な語彙や無知による稚拙な非文語的表現(「あっという間に」「ウイルスを殺す」等)も随所に確認(「砂糖の生成(精製が正解)」等の誤変換や「こんんにち」等の誤植も散見、校閲の精度に疑問)
③訳者はしがきや裏表紙の記述内容に、生粋の日本語話者が首を傾げたくなる意味不明な表現があり、文才もない
④さらに訳注も索引もなく、補足も不十分
⑤挙げ句の果てに、誤訳などの不備(例えば、ポリオとDDTの時間的関連性に関する折れ線グラフ凡例の"persistent pesticides"の"persistent"を、なんと「残留」と誤訳!⇒門外漢丸出し!!)も多く、枚挙に暇がないほど
一応単訳ということになっているが、共訳かと見紛うほどムラのある訳文の質から察するに、普段から精神状態を律することすらできていないような印象
こんな手抜き仕事に罪悪感を抱かないような人材は、出版翻訳業界は元より産業翻訳業界でも求められていない
後者だったら、確実に客先からクレームが来るレベルの低品質
【結論】
〝訳者〟も〝監修者〟も完全なる人選ミス!
ズバリ『置かれた場所で咲きなさい!』
俺みたいな産業翻訳畑の人間からすると、〝翻訳家〟を自称する資格のない純然たる門外漢による杜撰な成果物であることは明々白々
原著者自ら訳書の質を確認することなどまず無い
だからこそ〝一流の料理人〟が腕によりをかけて〝調理〟しなければならないのに
それにしても、こんな粗訳レベルの訳文でも出版できてしまうっていう出版翻訳業界のユルさに絶望
俺がチェッカーだったら間違えなく突き返すが、まぁ出版翻訳に興味がある人にとっては極上の反面教師になるだろう
原書の専門性が高ければ高いほど、モグリかどうかは訳文を見れば瞬時にバレる
実用書の類に対応する能力のないズブの素人が手を出すとこういうことになるっていう好事例
とは言え、原書の共著者のうち少なくとも女医の方は色んな意味で〝分かってない〟し(2016年出版の『Rising from the dead』を読めば明々白々)、同じく〝分かってない〟アマチュア〝翻訳家〟が担当したことはお誂え向きだったか
【雑感】
どうやら戦時下のドサクサに紛れて偽者が出版翻訳業界に跋扈している模様
曲がりなりにも翻訳を生業としてきた俺がこの御仁を同業者と認めることは絶対にない
しかし、なんでこんな出版翻訳業界のパトロールもどきに時間を盗られなければならないのか・・・情けなくて涙が出る
出版翻訳業界のシステム自体にも品質管理にも問題がありそうだが、何よりこんな食わせ物を掴まされる読者はたまらない
個人的にはプロの訳者による完訳上梓を強く希望
俺はこんな素人芸の域を出ない「○○の手習い」の尻拭いなど真っ平御免
何処の馬の骨か知らない輩による〝訳書〟など金輪際手にしない
我こそはと思う寛容な方は是非!
戦時下につき出版翻訳業界パトロール強化中
「根拠の薄い間違った説の上に成り立った信仰体系」はワクチンに限った話ではない。我々の生活や人生のそこここで見つかることだろう。そんな眼を開かせてくれる一書である。 https://sessendo.hatenablog.jp/entry/2024/03/19/204818
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