舞風のごとく の商品レビュー
相変わらずの3人の剣士たちの会話が面白い。七尾の姪の千代が重要な立場で出てきて意外だった。正近はいつの間にか『弥生』という娘と結婚しそして別れていた。初めての子が流れ、正近が別の女性に心を奪われている事に気づき心を病んでいたのだ。小舞は大火災に見舞われ多くの死人や怪我人が出た。透...
相変わらずの3人の剣士たちの会話が面白い。七尾の姪の千代が重要な立場で出てきて意外だった。正近はいつの間にか『弥生』という娘と結婚しそして別れていた。初めての子が流れ、正近が別の女性に心を奪われている事に気づき心を病んでいたのだ。小舞は大火災に見舞われ多くの死人や怪我人が出た。透馬たち3人は被害状況を把握する為に自ら町中を駆け廻る。果たしてこの火災には黒幕の気配が。真犯人、ちょっと驚かされました。まさか、そこに行き着くとは。
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災害時の悲惨さ、政の良し悪し、人々の思い、これをまんべんなく経ての真犯人。遣り切れないです。だからこそかもしれませんが、友情が眩し過ぎます。どんな立場、関係になっても、相手を信じる力と敬う心が溢れていて、尊くて苦しい(笑)。大人になったからこそ、しがらみ中で生きて行かなくてはなら...
災害時の悲惨さ、政の良し悪し、人々の思い、これをまんべんなく経ての真犯人。遣り切れないです。だからこそかもしれませんが、友情が眩し過ぎます。どんな立場、関係になっても、相手を信じる力と敬う心が溢れていて、尊くて苦しい(笑)。大人になったからこそ、しがらみ中で生きて行かなくてはならないのに、それでも、思う通りに進めていく力を、これからも蓄えていくだろう、力強い感じがいいです。
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この3人の会話は、痛快というか、読んでいて気持ちが良い。物語の内容は、結構深刻だけど、3人のやり取りがトリオ漫才みたいで、なんかホッとする。
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【理想と現実のはざまで青年は成長する――好評シリーズ第三弾!】小舞藩が大火に見舞われ、人々は混乱に陥る。救済は進まず、筆頭家老後嗣の樫井透馬は、側近の新里正近らと共に独自の動きに出る。
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