1,800円以上の注文で送料無料

前頭葉バカ社会 自分がバカだと気づかない人たち の商品レビュー

4.2

9件のお客様レビュー

  1. 5つ

    2

  2. 4つ

    3

  3. 3つ

    1

  4. 2つ

    0

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2024/09/01

とにかく頭が柔らかい人の発想です。 でも、発言の裏付けは、長年の高齢者精神医療に関わってきた経験から得た知識が元である。 経済停滞が起こってしまっている日本のていたらくの原因は前頭葉のバカ具合からという主張です。 前頭葉が果たす役割機能から、精神医療の問題も経済の問題も、政治の問...

とにかく頭が柔らかい人の発想です。 でも、発言の裏付けは、長年の高齢者精神医療に関わってきた経験から得た知識が元である。 経済停滞が起こってしまっている日本のていたらくの原因は前頭葉のバカ具合からという主張です。 前頭葉が果たす役割機能から、精神医療の問題も経済の問題も、政治の問題もきちんと分析できると言うこと。 内容ですが 第1章 なぜ日本人は変われないのか 第2章 そもそも「前頭葉バカ」とはどんな人か 第3章 前頭葉バカを治すための有効な処方箋 第4章 前頭葉バカの壁を超える10の提言 第5章 特別対談 和田秀樹×橘玲     「バカ」の先にある未来 最後の第5章の二人の対談は歯に衣を着せぬ発言でメチャクチャ面白かったです。 昼日中しょうもないテレビ見てる場合ではありません(笑)。

Posted byブクログ

2024/08/02

自分は本書で言う前頭葉バカだなぁ。 日々を実験的に、変化を楽しみ、逐一自己の状況をモニタリングする。 少しずつ前頭葉を働かせていこうと思った。

Posted byブクログ

2024/06/19

 Kindle Unlimitedにあったので読んでみた。自己モニターやアウトプットが大切なのは同意。  バカという言葉がたくさん出てきて軽くゲシュタルト崩壊し最終的に「あれっバカって何だっけ?」となったのでたぶん俺はバカ(バカだと気づいてるやつ←)。

Posted byブクログ

2024/04/22

『前頭葉バカ社会 自分がバカだと気づかない人たち』 著者 和田秀樹 アチーブメント出版 2023年 この本は高齢者医療の現場に携わっている医師の和田秀樹さんが前頭葉という脳の部位に着目し、今の日本は前頭葉バカになっており、このままでは危ないと警鐘を鳴らしている本でる。 本書で...

『前頭葉バカ社会 自分がバカだと気づかない人たち』 著者 和田秀樹 アチーブメント出版 2023年 この本は高齢者医療の現場に携わっている医師の和田秀樹さんが前頭葉という脳の部位に着目し、今の日本は前頭葉バカになっており、このままでは危ないと警鐘を鳴らしている本でる。 本書では前頭葉バカというのがひとつのキーワードになるが、この前頭葉バカとはいわゆる脳の一部である前頭葉を正しく働かせていない人のことであり、具体的にいうなら変化をきらい、前例を踏襲するばかりで、何ひとつ創造性を発揮することができない人たちのことをさしている。 著者は人間には頭のいい人と悪い人がいるという人間観ではなく、頭がいい時期と悪い時期があるという人間観を採用しており、その中で前頭葉を正しく使うことにより、その期間を伸ばすことができるという考えのもと前頭葉バカを治すためにの処方箋の提示を本書で行っている。いろいろなことが書いてあったがあえて乱暴に一言でまとめるのであれば「毎日を実験的に生き、変化を楽しむ」ということだろう。前頭葉バカが変化をしないならその逆をいくというなんともシンプルな考えであるが、その効果は計り知れない。 ではなぜ、前頭葉バカではいけないのか?それは現代がパラダイムシフトの時代であり、変化を余儀なくされているからである。前頭葉の機能自体は普段生活するにあたってそこまで重要ではない。ではどんな時に使うのか。それはためている自分の記憶、知識、情報を使うときである。いわゆるアウトプットするときである。このようなとき前頭葉は活性化することになる。人がそのような事態に陥るのはたとえば今いる環境が大きく変わった時などだろう。この時に前頭葉は活性化するのである。 今の時代、いろんな物事が過去と比べ、短いスパンで変わっている。このような時、私たちが依拠すべきものは多すぎてはいけない。そんな中で頼れるものを判断するためにも前頭葉は必要であり、鍛えておかないといけないのである。

Posted byブクログ

2023/12/16

他の本でも見るような、自分ながらに幸せに生きたい、日々成長していきたい、より高みを目指したい人にとってあるべき姿勢を改めて認識したような感じでした。 不景気が叫ばれている今、これは政治の問題もあると思うが、程度の低い人間が増えていることもひとつの問題であろうと思う。 前頭葉バカ問...

他の本でも見るような、自分ながらに幸せに生きたい、日々成長していきたい、より高みを目指したい人にとってあるべき姿勢を改めて認識したような感じでした。 不景気が叫ばれている今、これは政治の問題もあると思うが、程度の低い人間が増えていることもひとつの問題であろうと思う。 前頭葉バカ問題はけっこう重大なことだと思う。 かくいう私もまだまだ前頭葉バカであるが、ひどい前頭葉バカが増えないことを願う。

Posted byブクログ

2023/10/07

なぜ日本人は脳が劣化したような感じになってしまったのか理解できる1冊です。経済成長ができないのも、前頭葉が悪くなっていることに等しい。 現状を維持しようとすれば、変化に慣れず脳も機能しなくなるでしょう。 とにかく脳を成長させるには、変化しようとする姿勢は大切ですね。

Posted byブクログ

2023/07/24

脳についての知見 中野信子氏と連携  著者の問題意識は日本システムに批判的→今の日本に不可欠 「前頭葉」の重要性と劣化 日本社会の硬直化 幼児期ー大学までの「管理主導」の定型的な躾は 人間の可能性を小さく規定する あらゆる社会秩序が世襲で継承されるとダイナミズムは生まれない  勝...

脳についての知見 中野信子氏と連携  著者の問題意識は日本システムに批判的→今の日本に不可欠 「前頭葉」の重要性と劣化 日本社会の硬直化 幼児期ー大学までの「管理主導」の定型的な躾は 人間の可能性を小さく規定する あらゆる社会秩序が世襲で継承されるとダイナミズムは生まれない  勝山氏の面白くなさ東京育ちの麻布高校 1.前頭葉はインデックス・変化への対応・創造性   変われる 向上心 私の好きな信条 2.非前頭葉は前例踏襲・硬直化→社会劣化   大学の教授選考 会社の社長選考 戦略を変える 3.この論理をどう証明するか? 4.複雑系の問題は小分け部分対処 少子化高齢化

Posted byブクログ

2023/06/05

高齢者向けを多数出版の和田秀樹さん。読んでみたいと思うも多すぎて逆に手に取れず。本書は傾向が違うのでぜひ読んでみたい。しかし、養老さん推薦、使い過ぎなのでは・・・。 #前頭葉バカ社会 #和田秀樹 23/6/2出版 #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き #読みたい本 ...

高齢者向けを多数出版の和田秀樹さん。読んでみたいと思うも多すぎて逆に手に取れず。本書は傾向が違うのでぜひ読んでみたい。しかし、養老さん推薦、使い過ぎなのでは・・・。 #前頭葉バカ社会 #和田秀樹 23/6/2出版 #読書好きな人と繋がりたい #読書 #本好き #読みたい本 https://amzn.to/3quVC1L

Posted byブクログ

2023/06/04

知らず知らずのうちに「まあいいか」で、現状維持の人生になっている。 脳は鍛えると年齢を重ねても衰えることはない何かの本で読んだことがある。 著者は日本人が「バカ」な原因を「前頭葉」を使わないからと指摘している。 前頭葉の主な働きは、思考する、創造性を発...

知らず知らずのうちに「まあいいか」で、現状維持の人生になっている。 脳は鍛えると年齢を重ねても衰えることはない何かの本で読んだことがある。 著者は日本人が「バカ」な原因を「前頭葉」を使わないからと指摘している。 前頭葉の主な働きは、思考する、創造性を発揮する、やる気を出すなど。 前頭葉は40代くらいから画像診断でわかる程度に縮み始めてしまうと述べている。 日本人は変化への対応力に優れているという説に対して著者は疑問を呈している。 戦後の混乱した時代から復興していく1950年時点で日本人全体の平均年齢は約26歳だった。 ところが2022年には1億2471万人の中で、65歳以上の高齢者が占める割合が約3割になっている。 変化しないまま時が流れ、今に至る。 では「前頭葉バカ」にならないためにどうすればいいのか。 1.変化を楽しむ 2.自己モニターする 3.アウトプットする習慣をつける 4.「より現実的な議論のしかた」を身につける 5.前頭葉を元気にするために「ただ動く」  1については、いつもと違う喫茶店やカフェに行くことから、プチ旅行で日頃行かないような場所を訪れることで対応できる。 最後には、2002年金融小説「マネーロンダリング」(幻冬舎文庫)でデビューして以来、「バカと無知」、「言っていけない」(新潮新書)などの著書を多数出版している作家の橘玲と対談が載っている。 頭の中を適度にほぐして柔軟に考え、行動できれば「前頭葉バカ」にならずにすみそうだ。

Posted byブクログ