キーワードでわかる!中村天風事典 の商品レビュー
「生涯篇」と「思想篇」に分かれており、各々わかりやすく整理されている。「事典」と言えるかどうかはわからないが、中村天風の全体像をざっと知る分にはよいのではないのかと。
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私は、中村天風(述)と(著)の本は、ほとんどすべて読んでいる。CDも大体は聞いている。しかし、他の人が書いた解説は10冊程度しか読んでいない。 天風会4代会長であった杉山彦一氏の書いた「いのちを活きる」は別として(これはとてもいい本なのでお勧めである)、やはり他人の書いた解説本は...
私は、中村天風(述)と(著)の本は、ほとんどすべて読んでいる。CDも大体は聞いている。しかし、他の人が書いた解説は10冊程度しか読んでいない。 天風会4代会長であった杉山彦一氏の書いた「いのちを活きる」は別として(これはとてもいい本なのでお勧めである)、やはり他人の書いた解説本は天風師の著述本と比べ、読者に与える力がだいぶ薄まっているからだ。 最近になっても、関連書はコンスタントに出版されているが、まったく読む気はなかった。が、本書は「中村天風事典」というタイトルが気になり、どの程度の事典になっているのか興味があり購入した。 事典と言っても257ページの文庫本で文字サイズも大きいので、その充実度は推して知るべしである。 本書は「生涯篇」と「思想篇」の二部構成である。「生涯篇」はコンパクトにまとまっており、出来が良い。天風師の生涯を知りたいという人にはお勧めできる。 「思想篇」は表面をなでた程度の軽い紹介にとどまり、天風哲学に触れたい人が本書だけを読んでも、ほとんど何も得ることはできないだろう。門外漢の方は、本書の思想篇を難しいと感じることが多いと思うが、中村天風(述)の本は詳しく語ってあり、もっとわかりやすいので、ぜひ原典に当たってほしい。中村天風(著)の本は後回しにした方が良い。 天風師の本を何冊か読んだ人が整理するには良さそうだ。巻末に索引が付いているのは便利に使えそうである。 天風哲学に触れたい人は、やはり他人の書いた解説本ではなく、中村天風(述)の本から入る方が理解が早いだろう。
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天風さんを知ったきだかけは大谷選手からだった。 メルマガを毎日読み触れていくうちに中村天風さんの言葉が浸透してきた。 色々な哲学者がいてみな自分の心の迷いがないようにと導いてくださる。天風さんもその1人だが、その人生や人物には詳しくなく、この本もって触れることができた。 ヨーガ...
天風さんを知ったきだかけは大谷選手からだった。 メルマガを毎日読み触れていくうちに中村天風さんの言葉が浸透してきた。 色々な哲学者がいてみな自分の心の迷いがないようにと導いてくださる。天風さんもその1人だが、その人生や人物には詳しくなく、この本もって触れることができた。 ヨーガの教えを受け心と身体を一つにして様々なことに向き合ってきた人生に深く感銘を受けました。
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