誤解された『身代わりの魔女』は、国王から最初の恋と最後の恋を捧げられる(2) の商品レビュー
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あれ?1巻で読んだような? セリフが説明的すぎやしませんか…? セリフと地の文のバランスが不安定に感じてしまった。 ライバルの方の登場シーン、1巻の最後の方とほぼ同じですよね…? ライバルいい人だとは思うけど、いろんなことを読者へ説明する役割を託されてしまっている気がします。 ただでさえ横恋慕ポジションなのに、さらに不憫。 ヒロインが愛されている。ヒーローが人格者である。そういったことをよいしょするためのセリフが多かったように感じました。 たぶん、セリフでなく地の文でそう感じているとあったら、もう少し感じ方が違ったのかもしれないなと思ったり。 ヒロインとヒーローに対しての説明が多いものの、侍女ちゃんが魔女の存在を信じづらい国出身なのにヒロインのいうことを信じて心酔するようになっている理由はあまり説明されていないのも気になるところ。 既読感が多くて、またもや登場人物に感情移入できなかった… 新婚時代のやりとりとかも、いきなりその時間軸がふってわいたから、愛できることができなくて残念。 2巻まで読んで、思ってしまった。 これ1冊でよかったんじゃ…? ヒーローの反省ターンで、ヒロインずっと眠ったまま。幸せな頃の回想シーンを挟んで鬱展開が続かないようにとの配慮かもしれないけど、時間軸があちこちにいってる感が2巻にも。 1巻に圧縮した方が読みやすくなった気がしてならない。本当にもったいない。
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信じてもらえなかったルピアが眠ってしまった後の話。信じることができなかったフェリクスも辛かったと思うけれど、ルピアがどんな環境に置かれていたか知るたびにどんどん辛くなっていく。それでも周りのことを全く悪く言わないルピアの優しさが伝わってくるから余計に。信じることができなかった、そ...
信じてもらえなかったルピアが眠ってしまった後の話。信じることができなかったフェリクスも辛かったと思うけれど、ルピアがどんな環境に置かれていたか知るたびにどんどん辛くなっていく。それでも周りのことを全く悪く言わないルピアの優しさが伝わってくるから余計に。信じることができなかった、そしてルピアの辛い状況を知ることも出来なかったことを責め続けているフェリクスが、ルピアと幸せになるときが来るといいな。と願わずにはいられなかった。ルピアもそれを願っていると思うから。2人が会話しているところはほとんどないけれど、フェリクスの溺愛っぷりが見られるのは楽しい。この巻も気になるところで終わったので、続きが待ち遠しい。
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