イタリア人の僕が日本で精神科医になったわけ コミックエッセイ の商品レビュー
イタリア人の僕が日本で精神科医になったわけ。パントー・フランチェスコ先生の著書。日本で精神科医になったイタリア人のパントー・フランチェスコ先生。パントー・フランチェスコ先生のような移民の方が日本の精神医療の問題を改善してくれるのかも。パントー・フランチェスコ先生のような移民の方が...
イタリア人の僕が日本で精神科医になったわけ。パントー・フランチェスコ先生の著書。日本で精神科医になったイタリア人のパントー・フランチェスコ先生。パントー・フランチェスコ先生のような移民の方が日本の精神医療の問題を改善してくれるのかも。パントー・フランチェスコ先生のような移民の方がどんどん増えてくれれば日本はきっと良くなる。
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「健全なエゴイズム」という言葉が印象的だった。 自分が自分が、というばかりではこの日本ではうまくやっていけない感じがするけれども、自分を押し殺して、偽りの自分で生きていくのは、今度は自分がおかしくなってしまう。バランスをとるのが一番いいのかもしれないけど、それもまた空気を読まなけ...
「健全なエゴイズム」という言葉が印象的だった。 自分が自分が、というばかりではこの日本ではうまくやっていけない感じがするけれども、自分を押し殺して、偽りの自分で生きていくのは、今度は自分がおかしくなってしまう。バランスをとるのが一番いいのかもしれないけど、それもまた空気を読まなければいけないから苦しくて…。だったらいっそ、思っていることは素直に表明したほうが自分も周りも楽になるのかも…。自分に嘘をついて、自分を嫌いになることは、やっぱりやめたいなぁ、そう思った。 イタリア人男性は、皆、女性好きで陽気というイメージがあったけれど、そんなことあるわけないよなと、実際のパントー先生のお話を聞いて、確認することができてよかった。 日本は同調圧力が強かったりして息苦しくなることもある。しかしそれ故に、悩める人々や色んな性格の人達の物語がたくさん作られているということもあるように思う。そんな日本の物語によって救われる人がいるという事実は、とても勇気づけられた。 海外でも、私と同じように、セーラームーンやコナン、ポケモンが大好きな人がいると思うと、それだけでとても嬉しい。パントー先生の医学の勉強をしながら、日本語もマスターして、日本の医師免許もとって日本で活動しているという常人離れした過程は目を見張るものがある。私もそれくらいの情熱を傾けて何かに全力で取り組むことをしてみたい。 日本の良いところが、もっと世界に広まって、私達もそれを大切に育みながら、より住みよい日本になっていけばいいなぁと思った。
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