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エレクトリック の商品レビュー

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22件のお客様レビュー

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2024/11/06

タイトルから珍しい理工系小説かと興味を惹かれて読むもハードルを上げすぎたのか?イマイチの内容で。。。まあ〜長編で無いので何とか暇潰しで完読する。 宇都宮在住の高2の達也は東京に憧れ、広告業の父はアンプの製作に奮闘する日常生活を綴る内容で初期のインターネット接続した達也は、ゲイの...

タイトルから珍しい理工系小説かと興味を惹かれて読むもハードルを上げすぎたのか?イマイチの内容で。。。まあ〜長編で無いので何とか暇潰しで完読する。 宇都宮在住の高2の達也は東京に憧れ、広告業の父はアンプの製作に奮闘する日常生活を綴る内容で初期のインターネット接続した達也は、ゲイのコミュニティを知り、おずおずと接触を試みる。特に何も話しの起伏も無く何だかなって感じ。

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2024/10/13

虚も実もなく、登場人物がそれぞれ勝手につぶやくような、そんな世界の風景を描く。安易な物語化を拒否する心象風景が綴られる。なるほどとは思うが、楽しい読書ではない。

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2024/03/23

この小説は、高校 2 年生の達也 (達也) と、広告業界で働く父親がアンプの製作に奮闘する姿から日頃の家族関係、友人関係など一般的なテーマを掘り下げている。その為か、何か面白みが欠け平凡で少々飽きる。ひと昔の日本のオーディオ技術は感動させるものがあったと私も記憶に残るがやはり最近...

この小説は、高校 2 年生の達也 (達也) と、広告業界で働く父親がアンプの製作に奮闘する姿から日頃の家族関係、友人関係など一般的なテーマを掘り下げている。その為か、何か面白みが欠け平凡で少々飽きる。ひと昔の日本のオーディオ技術は感動させるものがあったと私も記憶に残るがやはり最近のオーディアは値段及び小型化でそれなりの音質と手軽さが楽しめる。技術の進化は思った以上に早く逆に古いものは使い物にならないと言う結果も生み出しているのが悲しい。

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2024/02/15

著者の小説を初めて読んだ。 お気に入りの装丁だったし、著者と知らずに読み始めた。 平易な文章で物語も難しいものではない。けれどもさっぱり分からない。こりゃ、こっちの問題なんだろうなぁ。

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2023/12/12

うわ、難しい。勉強ができる男子高校生。実体験に基づいている部分もたくさんありそうな具体的なエピソードの数々。父の会社の動向、自分の性的傾向への疑問、ややヒステリックな母の不可解な怒りのトリガー等。一触即発のような何かが変わりそうな不穏な雰囲気が漂っている。雰囲気は好き。

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2023/11/14

インターネット黎明期。 ゲイのコミュニティを知りチャットを始めていく。 この作家は他の著作でも、こうしたゲイのコミュニティをしっかりと取材して書かれてますね。 これまで関心の薄かった未知の世界を主人公視点で描いており、興味深く読ませていただきました。 ですが、もう一度読み返したい...

インターネット黎明期。 ゲイのコミュニティを知りチャットを始めていく。 この作家は他の著作でも、こうしたゲイのコミュニティをしっかりと取材して書かれてますね。 これまで関心の薄かった未知の世界を主人公視点で描いており、興味深く読ませていただきました。 ですが、もう一度読み返したいとは思わないかなー。

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2023/11/06

特に何と起きずに終わる。割とゆったりした話。野村さんは一体どうしたのか。父との微妙な敬愛しているが微妙な関係と揺れ動くセクシュアリティが描かれる。

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2023/09/03

高2の頃の、子供と大人の間にある不安定な時期に感じる微細な違和感や感覚などが言語化されているように感じた。

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2023/09/26

短編で川端康成文学賞の受賞経験のある著者。そして今回は芥川賞候補作品の今作。 たしかに捉えどころがない感は川端康成の小説を読んでいるときの、それと近い。 著者とは同い年のため、1995年の頃のバブルが弾けた後の社会のざわついている感じや、インターネット黎明期という未知のものへの期...

短編で川端康成文学賞の受賞経験のある著者。そして今回は芥川賞候補作品の今作。 たしかに捉えどころがない感は川端康成の小説を読んでいるときの、それと近い。 著者とは同い年のため、1995年の頃のバブルが弾けた後の社会のざわついている感じや、インターネット黎明期という未知のものへの期待感、それに逆行した古いものへのノスタルジーは、肌で感じたので懐かしさを感じた。 ただ、著者がこの作品で何を言いたいのかはうまく読み取れず、、、。 著者が哲学者である所以か、再読しないと掴めなそう。

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2023/08/25

バラバラの部品、でも確かに一つの何かを構成するものを都度都度渡されて組み立てる。もちろん順番通りではなく、形にハマらない時は見送って次の機会を伺う。ような、全体を通してエレクトリックなもので、順次増えていく部品のような物語たち。しかし、僕には上手く組み立てることができなかった。

Posted byブクログ