数学ガールの秘密ノート の商品レビュー
主人公とともに、零、正の整数、負の正数…と徐々に数学的対象を広げていくことができ、理解が進んだ。馴染みのなかった環や体についてもよく理解できた。
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数を作るについてをテーマに環や体、デデキントの切断について学ぶことができる。 本書では多くの概念を対称として捉えていることが面白い。 ・「整数」と「多項式」での商と剰余 ・「積と比の世界における最大公約数」と「和と差の世界での最小値」 ・「有理数全体の集合」と「実数全体の集合」...
数を作るについてをテーマに環や体、デデキントの切断について学ぶことができる。 本書では多くの概念を対称として捉えていることが面白い。 ・「整数」と「多項式」での商と剰余 ・「積と比の世界における最大公約数」と「和と差の世界での最小値」 ・「有理数全体の集合」と「実数全体の集合」での切断 などなど 対称を考えることで似ていること、違うことが理解できた。
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2023-05-01 タイトルからてっきり四元数とかの話だと思ったら、環とか体の話でした。でも群の話は出てこない。 いつもの事ながら、2/3くらいはサクサクよめる。残り1/3で急に難しくなるんだよなあ。本書だと、多項式環のあたりか。そこからデデキントの切断の話になるのは、ちょっと...
2023-05-01 タイトルからてっきり四元数とかの話だと思ったら、環とか体の話でした。でも群の話は出てこない。 いつもの事ながら、2/3くらいはサクサクよめる。残り1/3で急に難しくなるんだよなあ。本書だと、多項式環のあたりか。そこからデデキントの切断の話になるのは、ちょっと納得いかない。(多項式環と切断の間に繋がりがないという意味)
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