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猫の社会学 の商品レビュー

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2023/07/07

図書館の新刊コーナーにあったので借りてみた。ページを開いていきなりすばらしい書き出しだった。 "〈猫〉は精霊である、と思う。もののけであるといってもいいかもしれない。あるいは天使であり、悪魔であるといってもいい。〈猫〉という存在にたいしてわれわれがそう感じるのは、おそ...

図書館の新刊コーナーにあったので借りてみた。ページを開いていきなりすばらしい書き出しだった。 "〈猫〉は精霊である、と思う。もののけであるといってもいいかもしれない。あるいは天使であり、悪魔であるといってもいい。〈猫〉という存在にたいしてわれわれがそう感じるのは、おそらく〈猫〉が「人間中心の世界」の外部にいるからに違いない。" 猫が日本にどう受け入れられ、愛され、恐れられたか。その変遷を数多な図版などから読み解いていく本書は、猫が好きな人には楽しい♡

Posted byブクログ

2023/06/12

第1章 “猫”の誕生 第2章 江戸の“猫”―消費社会と“猫”のメディア化 第3章 養蚕神としての“猫”―農村部の発展と“子ども”の誕生 第4章 招き猫の流行 第5章 化け猫の襲来 第6章 “猫”伝説と動物信仰―猫の迷宮 第7章 都市における猫伝説の場所性 第8章 “猫聖地”の“地...

第1章 “猫”の誕生 第2章 江戸の“猫”―消費社会と“猫”のメディア化 第3章 養蚕神としての“猫”―農村部の発展と“子ども”の誕生 第4章 招き猫の流行 第5章 化け猫の襲来 第6章 “猫”伝説と動物信仰―猫の迷宮 第7章 都市における猫伝説の場所性 第8章 “猫聖地”の“地政学”的考察―山の道と海の道そして根の国 第9章 猫ヶ岳と根の国、猫島とニライカナイ 第10章 近代日本と“猫”

Posted byブクログ