まちねずみジョニーのおはなし の商品レビュー
新訳版を絵本の森美術館で購入。 やさしい絵柄とやさしいお話に癒される。 (ちょっとツッコミどころのある設定にもクスッとなる)
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ピーター・ラビットシリーズの絵本ですね。 シリーズの十三巻目です。 「まちねずみジョニーのおはなし」と言う題名になっていますが、いなかのねずみティミーとの、おはなしですね。 そう、イソップのお話のオマージュと言えます。 ですから、ビアトリクス・ポターは作品の始めに「あちらにいるイソップにささぐ」と記しています。 いなかのねずみティミーは あるとき やさいかごにはいって いましたが なんとそのまま 町までつれていかれました。 とほうにくれた ティミーですが つれていかれたお家で まちねずみジョニーと であいます。 さぁ~? これから ティミーとジョニーの ものがたりが はじまります。 イソップのお話と似ていますが、ビアトリクス・ポターはもう少し、二匹のねずみを擬人化して、個性豊かに物語を展開します。落ちはイソップと同じですね。そして何と言っても、ビアトリクス・ポターの絵の素晴らしさが、作品に品格をもたらします。 ピーター・ラビットシリーズの魅力はこうしたところにも有るようですね。
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