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愚者の街(下) の商品レビュー

3.8

19件のお客様レビュー

  1. 5つ

    4

  2. 4つ

    10

  3. 3つ

    3

  4. 2つ

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2026/01/30

上巻を読み終えるのに年単位で時間がかかったけど(ちょっと期間空くと内容忘れて時系列飛び飛びで読み直すから)、下巻は一気に読み終わりました。軽快な読み心地と、気の利いた言い回しと、突飛なキャラクターと、何度も驚かされるまさかの展開!最後の方は、残りの本の厚みにストーリーが着いていけ...

上巻を読み終えるのに年単位で時間がかかったけど(ちょっと期間空くと内容忘れて時系列飛び飛びで読み直すから)、下巻は一気に読み終わりました。軽快な読み心地と、気の利いた言い回しと、突飛なキャラクターと、何度も驚かされるまさかの展開!最後の方は、残りの本の厚みにストーリーが着いていけるのか心配になりましたが。面白かった。

Posted byブクログ

2025/06/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

新潮文庫の発掘シリーズは全部読みたくて積んでるけどやっと読めた。味わいと重みのあるコン・ゲーム小説として、上巻は、主役の物語を3つの年代に分割して進行させ、過去と現在のドラマを描く方法でじっくりと読ませる。下巻に移ってからは、ゲーム本番で進んでいくが、派手な立ち回りは極力抑え、最後はハードボイルドでしっかり決め切る感じで、読後感も悪くなかった。最後の原遼さんの寄せ書きも良い感じ。

Posted byブクログ

2024/11/02

巻末には原寮の解説がついていた。 そこには、ロス・トーマスはハメットやチャンドラーに傾倒していた、と書かれていた。 一人称で描かれていることといい、主人公・ダイの雰囲気もフィリップ・マーロウに似ている。 確かに、本書はハードボイルドっぽい雰囲気もあるが、第二次世界大戦を生き抜く...

巻末には原寮の解説がついていた。 そこには、ロス・トーマスはハメットやチャンドラーに傾倒していた、と書かれていた。 一人称で描かれていることといい、主人公・ダイの雰囲気もフィリップ・マーロウに似ている。 確かに、本書はハードボイルドっぽい雰囲気もあるが、第二次世界大戦を生き抜く大河小説の一面もある。 ダイは、タフでかっこよく、冷静で大人である。 大人がじっくりと味わって読むべきエンタテインメントである。 ラストの余韻も心地よい。

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2024/09/03

全体的に浅い感じ。主人公が他人に対する気持ちも浅くて軽くサイコパス気味みたい。お涙頂戴までいかなくてももう少し何かあっても良いのではと思った。 でも上海時代の描写にはとても惹かれた。ある意味これがあったから星四つにした。

Posted byブクログ

2024/07/09

まだこういう言葉使うのかわからないけれど、いわゆるハードボイルド、やっと「街を腐らせる」が動き出しました。ダイとネセサリーのコンビがなかなかいい感じ。やってることかなりあくどいのに翻訳がジェントルなためか、ソフトに見えてしまいます。70年代作品らしく、その後強烈な本読みすぎたせい...

まだこういう言葉使うのかわからないけれど、いわゆるハードボイルド、やっと「街を腐らせる」が動き出しました。ダイとネセサリーのコンビがなかなかいい感じ。やってることかなりあくどいのに翻訳がジェントルなためか、ソフトに見えてしまいます。70年代作品らしく、その後強烈な本読みすぎたせいか、これくらいだと可愛く見えてしまう自分が怖い、。テンポ良い展開で楽しめたし、ラストの言い回しが印象的でした。みんな幸せに暮らしてほしい。

Posted byブクログ

2024/07/01

上巻よりはわかりやすいけど、自分には合わなかった。 悪で悪を倒すのはわかるけど誰にも共感できない。気取った会話も入ってこない。後半は意図して派手なアクションを出してきたなという感じ。 各ミステリ賞でもランキングに入ってるけど、作者が大御所でかつ鬼籍に入っていて今になってまさかの邦...

上巻よりはわかりやすいけど、自分には合わなかった。 悪で悪を倒すのはわかるけど誰にも共感できない。気取った会話も入ってこない。後半は意図して派手なアクションを出してきたなという感じ。 各ミステリ賞でもランキングに入ってるけど、作者が大御所でかつ鬼籍に入っていて今になってまさかの邦訳ということで、ご祝儀なんだろうなと思った。

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2024/06/10

たまたまやっていた洋画を見始めたら内容が気になってしまって最後まで見てしまってた、という感覚で最後まで読み進めました。 登場人物の関係性とかを捉えきれてないところがあったりして、いくつかのシーンが唐突に思えてしまったけど、読み終えたら壮大なストーリーに満足してた感覚。 主人公が傍...

たまたまやっていた洋画を見始めたら内容が気になってしまって最後まで見てしまってた、という感覚で最後まで読み進めました。 登場人物の関係性とかを捉えきれてないところがあったりして、いくつかのシーンが唐突に思えてしまったけど、読み終えたら壮大なストーリーに満足してた感覚。 主人公が傍観者みたいな感情を持ってるので読み手も、主人公の意図に沿った物語というものが見えず、主人公の感情らしきものと行動がいまいち一致しないとこがあったり、けど読後にはそれが気にならないのが、深夜の洋画を見たときの感覚でした。

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2024/05/22

最後失速したが、発見した傑作。 ルシファー・ダイ、魅力的だ。 ロス・トーマス、読まねば。 原寮の文も秀逸。

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2024/02/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

CL 2024.2.25-20242.27 ベヴァリーが殺されてから心が死んでしまったダイは、人を騙したり欺いたり操ったりして優秀な諜報員になった。それでも、悪魔的な計画を思いつく自身に嫌気がさしたり、カメラマンの死に動揺したりするナイーブさは失われていない。 スワンカートンで悪人たちを次々に粛清したり罠に嵌めていくダイとネセサリーのコンビが胸がすくように気持ちいいけど、ちょっとうまくいきすぎな面もあり。その埋め合せというわけではないだろうけど、オーカットは残念だった。

Posted byブクログ

2024/01/15

後半のスピード感がたまらなかった。街を腐らせると言うのが具体的に分かり難かったが、悪人が気持ち良い程に悪に振り切っててそこを主人公が知略で攻め込むのが面白かった。始めの解説に原寮氏の名前を見つけて胸が熱くなった。

Posted byブクログ