MUJIN 無尽(巻之十一) の商品レビュー
- ネタバレ
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上様(T ^ T) 家茂がもう少し長く生きていたら、歴史は変わっていたかもしれない。でも歴史にIFはないわけで……。 八郎の気持ちを考えるとこちらも泣きそうになってしまった( ; ; ) そして、ここから幕府の崩壊、戦乱が始まりますね。 先を知っているからこそ、どう描かれるか、期待大です。
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大坂滞在が長引く将軍家茂は次第に体調を崩していくが、奥詰衆の伊庭八郎は家茂の意向と奥医師の診断を尊重し見守るしかない。その間にも、薩摩藩は密かに長州藩と同盟を結び、正式に長州征伐への出兵を拒否してくる。こうして薩摩藩抜きで戦いの火蓋は切って落とされるが、幕府軍は長州藩の奇兵隊や新...
大坂滞在が長引く将軍家茂は次第に体調を崩していくが、奥詰衆の伊庭八郎は家茂の意向と奥医師の診断を尊重し見守るしかない。その間にも、薩摩藩は密かに長州藩と同盟を結び、正式に長州征伐への出兵を拒否してくる。こうして薩摩藩抜きで戦いの火蓋は切って落とされるが、幕府軍は長州藩の奇兵隊や新式銃に翻弄され苦戦を強いられるのだった。これから幕府は急速に求心力を失い、終焉への道を転がり落ちていくことになる。その中で、伊庭八郎はどのようにして忠義を貫こうとするのか、以後の展開が楽しみだ。なお、巻末の「イバハチ新報」は家茂特集。家茂に関するエピソード満載で、『銀魂』の茂茂公も思い出して楽しめる。
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一冊丸ごと、忠誠心の一言のために、使い切った感じ。 ここから始まる激動の時代の奔流の幕開けの一冊。 八郎はどの様な思いを持って最期までの道程を歩むのか、見どころなので、他の読者にも着いてきて欲しい入口の一冊。
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