ヒポクラテスの悔恨 の商品レビュー
法医学教室シリーズ第4弾。 今回は光崎教授の過去が明らかに! 何だかモヤモヤする過去でしたが、さすが光崎教授でした。 そして古手川刑事と真琴先生の距離がどんどん近くなってきている気がします! なんか良い!! とにかくオススメです。
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今回は、タイトルにもあるように、光崎教授の「悔恨」です。 あるテレビ番組で、解剖学の教授が現実を嘆いておりましたが、この小説のように、本当の死因が判明されずに闇に葬られた事件が本当にありそうです…。 中山先生、相変わらず、面白かったです。
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ヒポクラテスシリーズの第4弾。 少〜しずつ古手川刑事と真琴先生の距離が近づいているんだけどなぁ〜。 はなしとしは、別に光崎教授の"過ち"ではなかった。ある意味逆恨み…。
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シリーズ4作目。 いやー面白い。 久しぶりの中山七里、やっぱりおもしろい。 本作中の謎の答え合わせとなる最後の物語は胸糞悪く、読者の期待を裏切らない。 329頁の光崎の言葉、 「己の欲求を満たそうとして何の抵抗もできない弱者に牙を剥く。その時点でお前は(中略)人間のクズと同等に...
シリーズ4作目。 いやー面白い。 久しぶりの中山七里、やっぱりおもしろい。 本作中の謎の答え合わせとなる最後の物語は胸糞悪く、読者の期待を裏切らない。 329頁の光崎の言葉、 「己の欲求を満たそうとして何の抵抗もできない弱者に牙を剥く。その時点でお前は(中略)人間のクズと同等に堕ちたんだ」 これは前作『ヒポクラテスの試練』の胸糞悪さを呼び起こす、同じ穴のムジナ(ムジナには悪いけれど)、 クソ野郎に対する言葉と同じだ。 母となってだいぶ経つが、とにかく子供に関することとなるとどうも私は感情的になる。 でもそれの何が悪い? 世の中のほとんどがカネで解決するのは本当だ。 残念ながら。 でも、それだって、拝金主義とはまた違う。 それを脊髄反射でわーわーいうのはいかにも愚か。 さて、だいぶ話がずれたので元に戻すと、たった一人だけを自然死にしか見えない方法で殺す、とは物騒だ。 犯人は何となーく予測できてしまうものの、理由と、光崎がどう出るかをしりたくて読み進めた。 どの物語も現代の問題を浮き彫りにしていて、また、埼玉県という絶妙な設定に作者の力量を実感する。 神奈川でも千葉でも、東京でもなく。 それを感じたのが第一話、熊谷での出来事。 それから、2話目の川口。 3話目の秩父。 東京でもできなくはない設定だが、地域の特状を上手く使っている。 あー次作が早く読みたい!
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シリーズ4作目。 キャラ設定が良くて、毎回楽しみにしているシリーズ。 死者の真実の声を聞くために、自分の信念を貫いている光崎。 今回は、その光崎の過去に迫り、信念の核になる背景をうかがい知れる回。 回を追うごとに、着々とたくましくなっていく、真琴の成長も見られて嬉しい。 古手川と...
シリーズ4作目。 キャラ設定が良くて、毎回楽しみにしているシリーズ。 死者の真実の声を聞くために、自分の信念を貫いている光崎。 今回は、その光崎の過去に迫り、信念の核になる背景をうかがい知れる回。 回を追うごとに、着々とたくましくなっていく、真琴の成長も見られて嬉しい。 古手川との関係も、そういうことでしょ!って期待している自分がいる。
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解剖されないということがどれだけの真実を隠していたのか。アンナチュラルを最近ドラマでも見てたのでより親近感がわきました
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まさかのシリーズ4作目でした、、、 知人からいただき、読み始め、途中でまさかの シリーズものと知りました。 しかし、基本は一話完結構成なので、前作知識なしでと面白く読めました‼︎ これは私個人の問題かもしれませんが、人の名前や知らない言葉(難しい)が多く特に序盤入ってきにくか...
まさかのシリーズ4作目でした、、、 知人からいただき、読み始め、途中でまさかの シリーズものと知りました。 しかし、基本は一話完結構成なので、前作知識なしでと面白く読めました‼︎ これは私個人の問題かもしれませんが、人の名前や知らない言葉(難しい)が多く特に序盤入ってきにくかったです。 物語全体をまたがる伏線については、めちゃくちゃスッキリ回収とはいかなかった気もしますが、それぞれの話はキッチリ終わっている印象でそんなにもやもや感はなかったです。 一度作品のテンポを掴むと、各登場人物のキャラと役割が明確なので、あっという間に世界に入っていけました。 他のシリーズも読みたいです!
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たまに本やドラマである、 最終回で急に初登場の黒幕がでてくる ガッカリ感とか、 最後の方に最重要人物だすのアンフェアだよ、 とかそういう類のしりすぼみ
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作中第1章で大テーマが提示されるが、それ以降は伏線も張られず、4章になってようやくそれらしき人物が初登場(とはいえ、脇役扱い)。そして最終章・第5章で、あからさまな犯行方法の匂わせがなされ、そして大方の予想通りの犯人、という感じ。
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今回も面白かったです。今回は、光崎教授の過去が描かれある事実が。回を追う毎に古手川と真琴が似てきてる気がする。浦和医大法医学教室は、光崎、キャシーも含め暴走列車になって行くのではないか。そこが面白いところでもありますが。安定の面白さの一冊でした。
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