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ヒポクラテスの悔恨 の商品レビュー

3.7

32件のお客様レビュー

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2024/06/02

シリーズ4作目 登場人物のキャラが物語を引っ張るこのシリーズは楽しい 今回はある人物が出てきた時点で犯人だと気づいてしまったけど、真相が予測できる伏線はなかったと思います 光崎教授のキャラゆえの因縁にこれまでと違ったストーリーで楽しめました

Posted byブクログ

2024/05/19

ウルトラマンさんが中山七里先生をたくさん読んでおられ、そうだ!私も中山七里先生が好きだった!久しく読んでいなかった!と思い出し、久々に購入してみた。 何冊か読んでいるのだが、どれが既読で、どれが未読なのかさっぱりわからない( ̄▽ ̄) 岬陽介シリーズが好きで、2冊を一旦手に取...

ウルトラマンさんが中山七里先生をたくさん読んでおられ、そうだ!私も中山七里先生が好きだった!久しく読んでいなかった!と思い出し、久々に購入してみた。 何冊か読んでいるのだが、どれが既読で、どれが未読なのかさっぱりわからない( ̄▽ ̄) 岬陽介シリーズが好きで、2冊を一旦手に取ってみたものの、一応ブクログで確認すると、既読(^◇^;) 読んでいたかぁー。 何冊か調べてみたところ、この本は未読であったo(^▽^)o このシリーズ、一作目だけが既読のようだ。 読み進めていくと思い出す。 渡瀬班の小手川刑事と、真琴という研修医の本だ。 そして、真琴が師事するのが法医学の権威光崎だ。 この物語は私の苦手とする短編形式で綴られる(-。-; 短編嫌い。。 一作目は寝たきりの老人が亡くなった話。 寝たきりの老人が死んでも、事件性は感じられないよね。 二作目は、技能実習生として働くベトナム人が仕事中に倒れ、そのまま亡くなった。 死因は肝臓がんの破裂。この職場内では、実習生の国籍で労働条件に差があった。 三作目は、30過ぎて親の脛齧り。とうしようもないバカ息子が、バイクの単独事故で死亡。 しかしこの息子には高額な保険がかけられていた。 四作目は路上で1人のフィリピン人女性が行き倒れる。 熱中症によるものだと処理されるのだが、、、   最終の五作目は、生後5日の乳児が突然死する。父親の医師は必死で我が子を助けようとするのだが、その甲斐なく、なくなっていまう。 あまり事件性を感じない自然死と思いきや、小手川と真琴の鋭い洞察力で闇に葬られそうな事件の深層が明らかに。 この短編も水戸黄門のようで、こうなったらいいよなぁー、っていう読者の期待に全部応えてくれるo(^▽^)o 心地よいったらこの上ない(*^▽^*) 中山七里先生は、何を読んでも面白いのだけど、語彙力が凄くて毎回勉強になる。 読書好きのブクトモの皆様の語彙力や表現力は本当に凄いのだが、私はどうにも日本語が下手くそで(-。-; 基礎学力の問題かもしれないが、、、 ブクトモの皆様のような、かっこいいレビューが書けるように、中山七里先生を読んで勉強しなくては!!o(^▽^)o

Posted byブクログ

2024/05/07

相変わらず真琴と古手川のコンビは息ピッタリ。 久しぶりに読んだヒポクラテスシリーズ。 最新刊も出てるからまたそのうちに読んでみよう。

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2024/04/20

「ヒポクラテス」シリーズ第四弾! 短編連作の法医学ミステリー 今回は、光崎への脅迫という形で 「一人だけ殺す。絶対に自然死にしか見えないかたちで」 とネットへの書き込み。 コレクター事件の再来を感じさせます。 ■老人の声 自宅で発見された老人の遺体。 自然死なのか? 結局はいつ...

「ヒポクラテス」シリーズ第四弾! 短編連作の法医学ミステリー 今回は、光崎への脅迫という形で 「一人だけ殺す。絶対に自然死にしか見えないかたちで」 とネットへの書き込み。 コレクター事件の再来を感じさせます。 ■老人の声 自宅で発見された老人の遺体。 自然死なのか? 結局はいつもの展開で(笑)解剖へ。 そして明らかになる死因なのですが、それが、事件なのか事故なのか。 真琴の観察眼が冴えます。 ■異邦人の声 仕事中、急に倒れて死亡したベトナム人。 死因は肝臓がん? 解剖の結果明らかになる真相。 ■息子の声 バイクの事故で無くなった男。 小手川は体を張って解剖にこぎつけます。 本当の死因は? ■夜蝶の声 フィリピン女性の行き倒れ。 熱中症と思われるが、その真相は? ■子供の声 子供の死の真相は? ここで光崎教授の過去が明かされます。 いずれの事件も解剖までもっていく小手川と真琴の活躍?奔走ぶりが読みどころ(笑) このコンビは楽しめます! お勧めです。

Posted byブクログ

2024/04/02

中山七里先生のヒポクラテスシリーズは全て読んでいる。 短編集のような形で読み進めやすかった。 事故も事件も色々あるな…と。 憎む相手を間違えると道を踏み外す様子。 光崎藤次郎教授の過去も描かれていて良かった。

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2024/03/16

ちょっとだけパターン化を感じぜざるを得なかったかな。それでも引き込まれて読ませてしまうのだから大したもんだと。 キャシー先生のヘイト論破はお見事すぎてよかった。

Posted byブクログ

2024/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

長編かと思いきや短編集?と思わせた。 1〜5の編に分けられており、1の犯行予告で これで終わりかなと思ったが各編で犯行予告がチラついた。 自分でも共通点を探しながら読んでいたが 最後になるほどと思わされた。 特に興味深いのは光崎教授の過去だ。 光崎教授が興味の持てない対象だとは、とても思えません。津久場教授のように、相手のインテリジェンスに敬意を払う方なら尚更だと思います。 君の言う通り、興味深い対象ではある。 p271引用

Posted byブクログ

2024/02/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

このシリーズ登場人物に惹かれてすごく好き。 今回は犯行予告による事件当てがメインになっている。 社会問題と事件を絡めたストーリーの短編とも読める5編。 最近この著者物がだいたい社会問題の自説を登場人物(これだと古手川か真琴)に代弁させて、犯行の真相が分かり、やりきれないよな、ってな落としパターンが多い。

Posted byブクログ

2024/02/08

解剖するまでのやり取りがどうにも苦手。 結果、解剖して事件解決にはなるもののスッキリしない。 4作目まで読んだが、このシリーズの続きが出てももう読むことはないかな。

Posted byブクログ

2024/01/15

法医学、死者の声を聞く職人、まるで聖職者、光崎教授。 まこと先生、古手川刑事、キャシー、渡瀬刑事、、 それぞれのキャラが良くて面白い。 どうやって知識を得ているのだろう、中山七里さんは? クラシックや医学だけじゃくて色々な分野の話しがかけるのって本当にすごい。

Posted byブクログ